リョウガのページ

小さな嬉しいことを発見する、今話題のことを思う

心臓と血液のすごさ。



昨日、行きつけの病院にいってきました。

4年前に痛めた胸の検査に。

最近、調子が良くて、普段は寒いと血管が収縮して痛んでくるんですけど

なぜか調子いい。

余裕がでてきたので、調べてみた。

血液はどこで作られてるのか。心臓?いや、骨の中心部にある骨髄(幹細胞)である。

健康志向というわりに、体のことは意外に知らない。

血管の長さは約6000キロ、日本列島のおよそ2倍もあるんです。

そんなに長いのなら、血液が体を一周するのにどれだけの時間を要するんでしょう。

 

心臓を出た直後の血液のスピードは最速で秒速150m、

これは秒速120mで伝達する反射神経よりも高速とめっぽう速い。

このため、体を一周する所要時間は1分程度ですむ。

心臓のポンプ能力はすごい。

赤ちゃんを育てる母乳の原料も血液。母乳100mlを作るのに約50mlの血液が

必要。だから授乳期間のお母さんには多くの栄養が必要になってくる。

 

体には気を使いたいものです。

コップの水

景気対策に政府が補正予算案を発表しました。

 

経済対策の歳出として29兆1000億円。

 

うち物価高騰・賃上げに12兆2000億円。

 

物価高対策を柱に、電気、ガス、ガソリンなどの家計負担を軽減するらしい。

 

円安を活かした稼ぐ力、に4兆8000億円、

 

新しい資本主義の加速として、6兆7000億円投。

 

政府はこの経済対策の裏づけとして22兆8000億円の国債発行を追加するようです。

 

大規模な国債発行に頼る歳出が続いています。

 

財政出動と聞けばきこえがいいんですが、国債は政府の借金で、債務の増加は将来

 

重い負担となる。賃金が上がらず、物価は上昇。日米の金利差による円安進行も反転しそうにありません。

 

もし日銀が利上げに踏み切れば、コロナ禍で借金の増えた中小企業や住宅ローンを

 

抱えている家庭の負担増は間違いない。

 

目先の対応に終始して、政府は財政再建を先延ばししている。

 

景気感も国民の生活実感と乖離してきました。

 

アベノミクスの恩恵を受けた企業や人は、確かにいあるでしょう。しかし、大半の人

にとって実質賃金は伸び悩み、G7の中で日本だけが賃金低下しています。

 

振り返れば1991年のバブル崩壊。銀行の不良債権問題が金融システムを揺るがして、貸し渋りを始める始末。

企業の倒産は拡大して、失われた20年に突入。

20年もの長期化したのは、政府や企業が問題を先送りしてきたから。

 

少子高齢化社会保障費を膨張させる問題も昔から懸念されてきたこと。

 

抜本的な対応策は講じられてきたんですかね。

 

出生率を上げる努力は、選挙前の一時的バラマキと違うはず。

 

結婚できない経済的制約、子育て環境の未整備、教育費高騰。

 

安易な歳出を積み重ねてきた結果、年金や国民健康保険料、消費税といった国民負担

 

を引き上げる動きが今後も現れるでしょう。

 

コップ半分の水という例え話があります。

 

もう半分しか水がない、ととらえる人がいれば、まだ半分も水がある、と思う人。

 

同じ水量でも、人によって解釈は違うとうい例え。

 

苦しい現実を直視しないのは、人間の本能です。自分の都合の良い情報ばかり集めて

しまうのも人間の本性。

 

ポジティブな情報を聞きたがり、ネガティブな情報は受け流す。

 

その方が幸せな気分になれるからです。だけど、そうして先送りした問題を一体誰が解決するんでしょう。

それは自分ではなくて、次の世代と言うのなら、あまりにも無責任。

 

コップの水は・・・・。f:id:tany_tanimoto:20170418171731j:plain

 

 

計画と実行の日

9月ももう終わりですね。早いものです。

 

9月には、5日に「計画と実行の日」という記念日があるのを知ってましたか?

 

この日は、計画を立てて実行することの大切さを理念に掲げるコンサルタント会社が

 

制定して、2017年に日本記念協会が認定したものです。

 

「計画」と「実行」は企業の発展や事業の成長を推進していく上で欠かせませんね。

 

加えて、その「評価」や更なる「改善」も大切。セルフマネジメントの基本として、

 

計画、実行、評価、改善の頭文字をとったPDCAが有名ですね。

 

その流れはPlanでは目標を設定し、達成するための数値や具体的なアクションプランを決める。

次にDOは計画に従って着実に業務を遂行していくことになりますが、それだけでなく

 

試行という意味も含まれてるんですね。計画を実行してみた結果、それが有効だったか、

もっと別の方法がないかと検証する。そしてCheckは設定した目標通りに

進んでいるか、計画通りに実行出来たか検証結果をまとめる。計画通りに進んでいない場合、その原因を分析する。

Actionでは前段階のCheckで明らかになった検証課題について改善点を考える。

 

こうしたPDCAのメリットには目標や、やることが明確になる、行動を集中しやすくなる、課題が分かりやすいなどがあります。

ただし行動経済学には計画錯誤という言葉もあるんです。計画そのものに錯誤があるということ。

錯誤は計画を甘く見積もることから起きます。実際にかかる期間より早く終わると思い込む。

かかる費用を安く見積もってしまう。起こりうるリスクを軽く考える。より多くの利益が儲かると思い込む。その結果、計画から大幅にズレが生じる。

PDCAサイクルという考えもあるように

PDCA-目標→実行→評価→改善を繰り返し、過ちを正しくしていくことが大切だと

9月の月に思いました。

 

「私の口癖であると思います」。岸田首相がテレビで会話の中で「検討し」という

フレーズが多いことを問われて、こう答えています。

岸田首相の「検討し」の多用に、「遣唐使」を揶揄した「検討士」と名づけられたりしています。

しかし岸田首相は「それは議論を進めて行くべきところはしっかりと行うんだということを申し上げている。議論を進め、そして結果を出す。この結果を示すことが大事だと思います」と言っています。

計画を立てて、議論を尽くし実行に移す大切さを語っています。ただ十分に検討されないまま実行されたり、検討に後の実行の効果が十分見えてこないのがもどかしい。

計画と実行の日のTwitterイラスト検索結果(古い順)。

 

 

平家滅亡

今日は日曜日、ゆっくりくつろいでいます。

 

NHK大河ドラマも見るのが楽しみですが。

 

鎌倉殿の13人もいよいよ佳境にはいってきました。内部争いが頻繁に起こって

 

ついに畠山氏までも追い詰められようとしています。畠山氏はかつて平家に携わって着ましたが、平家があっさりと滅亡して、拍子抜けした視聴者も多かったのではないでしょうか。

 

ところで、平家にあらずんば人にあらず、とまで権勢を振るった平家の権力の源泉は

 

どこにあったのでしょうか。それは武力ではなくて、経済力にあったんですよ。

 

学校の教科書にも、日宋貿易で巨万の富を得た、と書いてあります。正確には南宋

 

貿易相手国。もともと日宋貿易は博多を拠点とする宋商人が牛耳っていました。

 

そこに深く関与したのが平清盛の父・忠盛でした。忠盛は豊かな地方の国司を歴任して

 

得た財力で、宋商人と密貿易を始めました。輸入品(唐物)の買い手は朝廷でしたが、

 

あまりにも金払いが悪かったので宋商人にも都合がよかったんです。

 

清盛の時代になると、福原(神戸)の大和田泊に日本初の人工港、経が島を造営して、

 

瀬戸内海航路を整備。ニンポーからやってきた宋船を経が島に直行させることで、マージンを中抜きしていた博多の宋商人を排除して、日宋貿易を完全に独占。

 

また、平家は通貨発行権をも独占しました。日宋貿易で大量に輸入した宋銭を普及させました。

当時は、奈良時代和銅開珎が忘れさられ、絹による物々交換が決済の手段でした。

 

平家が持ち込んだ宋銭は朝廷の許可を得ていませんでしたが、取引の便利だあったため

 

貨幣経済が一気に進み、商業が大いに発展しました。ただし、宋銭は輸入に頼っていた

 

ため、通貨の需要増大に対して供給が追いつかず、通貨の価値が高騰しました。

 

逆に絹や米などモノの価値が低下して、デフレ経済に陥ってしまったんです。

 

通貨で経済を支配した平家の力はますます強くなって、これに対して、生産物を安く

 

買い叩かれた平安貴族などの荘園領主や、一所懸命に領地にしがみつく坂東武者は

 

不満を募らせていったんですね。

 

治承4年(1180年)の以仁王(もちひとおう)の乱もこれが原因でしょう。

 

ところが、ここで大きな逆転現象がおこるんです。

そのころ地球は寒冷化へと向かっていて、日本でも度々転変地異に見舞われ、

以仁王の乱の翌年には養和の大飢饉が発生しました。するとこれまでとは逆に

米の凶作で米価が暴騰して極端なインフレになってしまったんです。

 

これによって通貨に頼りきっていた平家の財力は急速に弱体化して、源平合戦

 

動員兵力数にも影響したんですね。これが平家の滅亡につながったといっても過言ではありません。

 

平家は、通貨を自国で銭造するのではなく、南宋から輸入していました。宋船は季節風

に乗って年に1回、夏の終わりから秋ごろにしか来航しなかったので、現代のように

柔軟な貨幣供給量の調節は難しく、急激な経済の変動に対処できなかったんですね。

 

ちなみに、源平合戦を現代風に例えるなら、平家の巨大流通小売チェーンに対抗すべく、源頼朝が理事長になって烏合の衆だった生産者を融合して、農業協同組合連合会

結成したといったところでしょうか。カリスマ指導者の頼朝亡き後、バラバラになるのは明白です。平家滅亡と「菅田義経」あっという間の転落。騒動の震源地「大 ...

 

 

「背徳グルメ」

今日も朝の通勤時間です。

通勤電車に乗っていたら、「背徳グルメ」という広告が目に入りました。

何でしょう、と思って調べたら、背徳グルメとは肉や油脂などの高カロリーの食材を

ふんだんに使ったメニューや、ニンニクなどの香辛料をたっぷり入れた料理で、

いかに夏の疲れを解消するととはいえ、健康のことを考えると、ちょっとためらってしまう料理。

 

調べると、背徳グルメはストレスが溜まっている時や疲れて気持ちが落ち込んでいる時

に食べる人が多いそうです。

 

一方、良いことがあった時や難しい仕事を終えた時など、気分の良い人に食べたくなる

という人もいるようです。

ただ人は背徳グルメを食べた後は罪悪感を覚え、翌日は食事の量を減らしたり、

野菜やサラダを食べ、健康志向が高まるらしい。

残暑に加え、コロナ禍でストレスが溜まっている中で、背徳グルメは解消法の一つかも

知れませんね。

 

ストレスは昔からあったようで、江戸時代のお医者さんの貝原益軒は、

まず、わが身の健康に心を配り、害あるものを近づけないようにすること、と言って

害ある者としては飲食、好色、睡眠、言語をほしいままにする欲、喜、怒、憂、思、悲、恐、驚の七情の欲を挙げています。

そして、道を行ない、心得違いせず、善を楽しむこと、長く久しく楽しむこと、

体の健康と同時に心の健康のい大切さを説いています。

 

夏の疲れやストレスを解消するには、食事と睡眠のほか休養することも大切といわれていますね。休むと養うは蓄積した疲労を癒すという意味ではどちらも同じです。

しかし前者が単なる生理的な反応としての休息であるのに対して、後者はあくまでも

自発的な欲求によるものとされて、精神的な疲れ、ストレス解消には、養う、ことが

決め手となるんです。

ポイントとして、プラス志向で生きる、自分らしく生きる、何かわくわくさせるものを

見つけること。

 

しゃきっとしなはれ、に次にくるような一文があります。

元気な人にはええ話がたくさんくるけど、疲れた人にはろくな話はきいひん。

忙しいくて元気な人には、ええ話が倍増してやってくる。

まさに元気でプラス志向で生きることの大切さを教えていますね。

ええ話が倍々になってくるよう、心身を養い、健康維持に心がけたいものですね。

京阪・南海沿線の「背徳グルメ」を巡る「悪魔の誘惑 背徳グルメ ...

 

 

天空の城ラピュタ ・・・呪文バルス

暑い夏、やっと夏休みです。

 

休みは、クーラーの効いた涼しい部屋でテレビでも見てゆっくりと過ごそうと思っています。

 

テレビ番組欄で、12日、金融ロードショーで、「天空の城ラピュタ」が放送されることを見つけました。

 

何度も見ましたがまた見てしまいそうです。なぜ?

 

これは、映画本編がスタートしてから1時間55分後のクライマックスで、

 

主人公の少年と少女が滅びの呪文「バルス!」って叫ぶんです。

 

そうすると、空中古代都市ラピュタが崩壊するシーンが印象的。

 

たった3文字なのに、飛行石(トークンデバイス)を持った、王家の人間(生体認証)が、玉座の間にいるとき、コマンド、バルス(自爆シークエンス)を実行するという、

超古代文明なのに現代の3ファクタ認証に匹敵する高度なセキュリティが備わっていた

という設定に驚かされました。

 

この映画が放映されるとき、バルスのシーンに合わせてツイッターやインターネット

 

掲示板に一斉にバルスと書き込まれる、バルス祭りが開催されるのが恒例でした。

 

最初のバルス祭りは2009年11月放送時で、電子匿名掲示2ちゃんねるのサーバーに高負荷がかかって、サーバーダウンしました。

 

2011年12月放送時には、ツイッター社の発表によると1秒間のツイート数が

 

2万5088TPSに達して、世界記録を達成しました。

 

バルス祭りは日本独特の現象で、米国ツイッター社でも急激な負荷増加に耐えられるように、テレビ放送に合わせてサーバーを増強して、ツイート数を集計するため

エンジニアを総動員しました。

米国本社では、テレビを見ながらツイートする使い方の非常に良いサンプルだと評価していました。

 

ところが2016年1月放送時からバルス祭りに陰りがみえてきたんです。

 

この頃から企業が便乗し始めてきたんです。企業の公式アカウントが一般ユーザーと

 

同じようにバルスと書き込む程度なら、むしろ歓迎されていました。

 

ところが、バルスではなく社名や商品名をつぶやくような露骨なマーケティング

 

鼻に付くようになってきたんです。そして、ラピュタを放映する日本テレビが、

 

番組でバルスまでのカウントダウンを表示して、大々的にキャンペーンを打ち出したのが決定的にまずかった。

 

バルス祭りは自然発生的で、個人が自発的に参加して、大勢の知らない人同士で盛り上がれる一体感、今か今かとタイミングを待ちわびるワクワク感が楽しかった。

 

そこへ企業が、商売の下心でズカズカ入ってきたばかりか、あろうことか、カウントダウンで、さあみんなでつぶやこう! と仕切りだしたことに、多くの人たちがその

やらされる感、に嫌気をさし、急速に冷めてしまったんです。

 

子ども同士で楽しく遊んでいるところに大人が入ってきてシラケムードになることと同じ。

もはやバルス祭りはオワコンかもしれませんね。企業がマーケティングにSNSを利用するのは結構なんですが、ネット社会の空気を読み間違えないことも必要なんでしょうね。

 

このことを思いながらみなさんしっかり見てくださいね。天空の城ラピュタ・・・

天空の城ラピュタ の映画情報 - Yahoo!映画

 

 

同盟国アメリカと言う国

灼熱地獄の中、今日も仕事です。

 

台湾問題で中国とアメリカが緊張状態ですね。ロシア、ウクライナに続いて

 

こちらも、いやな感じですね。海外事情に敏感な仕事だけに心配ですね。

 

今から2万年ほど前、アジア大陸(シベリア)と北米大陸(アラスカ)は

 

ベーリンジア陸橋と呼ばれる陸でつながり、獲物を追う人々が北米へと渡っていました。

 

アメリカの先住民たちですね。1492年、クリストファー・コロンブスカリブ海

 

島に上陸、1497年に、ジョン・カボットがイギリス王の命を受けて北米大陸

 

発見、スペインも1522年にメキシコを征服するなどヨーロッパの殖民が始まりました。

1582年に英国のハンフリー・ギルバート、英国女王の特許状を得て、新大陸の

 

植民地化に着手しますが失敗します。

 

英国の最初の入植地は1607年のジェームズタウンバージニア州でした。

 

最初は数百人規模でしたが、その後何百万人もの移民が新大陸にやってきました。

 

清教徒集団の移民は1620年のメイフラワー号に始まります。英国でカトリック教会

 

に弾圧されたプロテスタントの信者たちです。やがて州ごとに自治政府を形成しますが

 

税金などで英国政府と争います。1776年7月、トーマス・ジェファーソンらの

 

執筆した独立宣言が採択されて、自治政府は連合軍として独立戦争に突入します。

 

フランスの援助もあって、アメリカは1789年、ジョージ・ワシントンが初代大統領

に就任します。

 

独立戦争では13州が連合して戦いました。13州はそれぞれ別の国に属する植民地で

 

政治的にも独立して、宗教や習慣、法律も違う。独自の州兵も備えて、州の権限は大きい。

そんな集合体ゆえに、連邦国家として分裂しないように憲法で離脱を制限して、アメリ憲法に忠誠を誓い、バラバラになるのを避けてきた。

 

国民の宗派は多く、対立しないよう政治と宗教も分離しました。ちなみにソ連

 

各共和国の脱退を禁止していなかったことも崩壊の一因とみられます。

 

新大陸は、旧大陸と遠く離れています。欧州とは異なって、国土が常に脅かされるという心配はありませんでした。

旧大陸の制約や戦争の影響を受けず、干渉されることを嫌いました。

 

1823年の議会で発表されたモンロー主義と呼ばれる孤立主義は、建国時からの

 

外交政策なんです。しかし、第二次世界大戦後はソ連と敵対して、世界の警察官という

 

役割まで演じるようになりました。

 

べトナム戦争で若者の反乱がありましたが、1980年代に入ると反動で保守化が顕著

 

になって、共和党キリスト教原理主義寄りの姿勢を強めていきました。

 

民主党公民権運動や社会保障といったリベラリズムを主張します。

 

アメリカには、覇権国家としてアメリカ的価値観を世界に押し付ける面もあり、

 

今や中国やロシアと衝突しています。この米中露に挟まれて日本は、

 

今後どう行動していけばいいんでしょう。

 

アジア歴訪中のアメリカ・ペロシ下院議長 2日夜に台湾訪問か 蔡 ...