リョウガのページ

小さな嬉しいことを発見する、今話題のことを思う

中途半端なリサイクル

政府はプラごみによる海洋汚染の深刻化を受けて

プラごみ削減対策に乗り出した。

数値目標を盛り込んだ対応策をまとめる方針というが

いかにも重い腰をあげるとうい印象を受けた。

プラごみとは、

弁当容器

ペットボトル

食品トレー

レジ袋

といった使い捨て容器や包装のこと。

国内では毎日1家庭から1Kgのプラごみが発生している。

これらはリサイクルされたら問題はない。

しかし、リサイクルされず投棄されものが海に漂い、

それを魚たちが食べてまう。

そんな有害物質が体内にある魚を人間が食べているとて、

とんでもない影響を及ぼしている。世界中でプラごみの

規制が進む中、規制がない日本に対して批判が強まった。

この問題、健康被害を考えたら中途半端な対策でなすま

されないのだが、政府も重い腰なら、国民の関心も

高くはない。

誰もがスーパーやコンビニで当然のようにもらうレジ袋。

日本人は平均で年間300枚ももらっている。

このレジ袋の削減を推進しようという動きは一部の小売店

配布されるレジ袋の有料化を義務付ける方針を固め、

レジ袋1枚当り数円の支払い負担を消費者に求めること。

 

全国の小売店が有料化するとどのような効果があるのか。

実際、すでに有料化しているスーパーで調べてみた。

そのスーパーは関西の地場では上位に位置する模様。

ここでは1枚2円にする。店内には”地球環境保護のため

レジ袋削減に協力を”と書かれた大きなポスターがあちこち

に貼られている。

では、レジ袋をどれほどのお客様が辞退しているのか。

140名のお客様をチェックしたところ、辞退したのは

74名、購入したのは66名と、辞退派がやや多い程度。

レジ係りがすべてのお客様に「レジ袋を用意しても

よろしいでしょうか、有料でけど」と声をかけていたにも

かかわらず4割以上の人がレジ袋を買っていた。その中には

買った商品を入れる十分大きなバッグを持っているひとや、

ジュースを1本買っただけで、明らかに不要と思われる人も

見られた。

 

ここから見えてきたのは、プラごみ削減に対して何の関心も

ない人々が一定の割合で存在すること。地球環境保護云々との

アナウンスが届いてこないのか、その意味さえ理解できないのか。

さらに言えば2円という値段が効果を中途半端にさせている。

いっそのこと50円くらいにせねば効果は現れにくいだろう。

 

世界の国々で使われているプラスチック製品の製造そのものを

禁止したり、レジ袋に課税したりして抑制に効果をあげている。

これに見習わなければならないのだが、日本のプラごみ事情は

タバコ同様世界基準から、はるか遠く離れた位置にアル。

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