リョウガのページ

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ヒマ?多忙 恋愛テクニックのすすめ

ある若い女性に聞いたのですが、恋愛テクニックの1つとして、

”実はヒマなのに忙しく見せる方法”を用いているらしい。

例えば、デートの終わりごろに相手から、次は1週間後に会えないか

と聞かれたとする。そこで決してOKの返事はしない。

たとえその日のスケジュールが空白であっても、予定が入っていると

言う。では、その翌日はどうかと再び尋ねられたら、そこでも

二つ返事でOKとは言わない。調整できそうだから後で返事する、

というような回答をするらしい。

なぜこのようにするのかというと、毎回相手の要望の都合に合わせていて

はヒマ人と思われる。

ヒマ人と思われるとということは、周囲のひとから頼りにされていない

といった悪い印象に結び付く危険性がある。だが、本当はヒマであっても

予定が入っていると毎回答えることで、多忙な人間だと思ってもらえる。

多忙ということは何かと他人から信頼されていることにつながる。

多忙イコール有能だと演出することで自分を大きく見せるのだ。

たいした情報操作術である。心理学の本を読んで学んだテクニックらしい。

もちろん、使い方は気をつけねばならない。このテクニックが

効果を発揮するのは付き合い始めたころだけ。

こうすることによって、相手のの心の中で会いたいという渇望が高まる。

ところが、付き合って相当時間が過ぎ去った時にはこのテクニックは

効果がない。

恋人よりも大切な用事があるのか、とか、なかなか会ってくれない人、

というように相手はネガティブな反応を示す。そして心が離れていくのが

お決まりのパターンだという。

男性もこのテクニックを使うと、効果てきめん。異性と付き合い始めたころ

に使うといいのは女性の場合と同じ。

ビジネスのシーンではもっと効果を発揮する。

取引先からコイツハはいつも時間が空いているヒマ人と思われるよりも

多忙なビジネスを演出する方が得に決まっている。

こちらについても使うときには注意点がある。上司に対しては使っては

いけない。スケジュールが空いている場合でも即答はせずに、折り返し

連絡するようにする。また、アポの時間は”〇時丁度”とか、キリの良い

時間としない。1つ前の用事がおわるのがおおむね×時ころなのですが、

そちらへ向かう前に自分から連絡を入れます、といった具合にすると

効果が高まる。

ウソも方便ではないが、ちょとした情報操作だけで、仕事ができる人を

演じることができるのです。