リョウガのページ

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マーフィーの法則を知っていますか,当てはまること

マーフィーの法則を知っていますか

「いくつかの方法があって、一つが悲惨な結果に終わる方法があるとき、

人はそれを選ぶ」。前の選挙での希望の党の惨敗や民進党から希望の党

移り、落選した議員の姿に、こんな言葉がうかんだ。

安倍一強政治を終わらせるために、いくつある野党共闘の方法として、

希望の党への合流を選んだ民進党、しかし選んだのは最も悲惨な道だった。

はっきりした法則があるわけではないが、「並んでいたレジの列を隣の列

が早いと移ったら元いた列の方が早く動き出した」

「大事に保管していた書類を捨てたとたん、必要になる」など

日常生活で皮肉な現象が時として起きる。

マーフィーの法則と呼ばれるものである。

 

マーフィーの法則の由来は約70年前の1949年にさかのぼる。

アメリカの空軍基地でテスト飛行をしていたパイロットがメーターに

異常を感じて戻ってきた。そして点検したエンジニアが間違ったセッティング

がされていたのを見つけて、「いくつかの方法があって・・・」

という先の言葉を発表した。

これが新聞に取り上げられ、世の中に広まった。

このエンジニアの名前がエドワード・マーフィー・ジュニア。

それでマーフィーの法則と呼ばれるようになったという話である。

 

マーフィーの法則の先述のほか「電車が満員の時、自分の立っている前の

席だけが空かない」「洗車し始めると雨が降る」

「机の上のお茶はいつも重要な資料の方に向かってこぼれる」など数多い。

それが事実かどうかは別にして、だれもが経験のあるユーモラスであると

同時に、哀愁に富んだ経験則、それがマーフィーの法則である。

日本では1980年代にコンピューター関係者などで知られるようになり

1990年代、マーフィーの法則の本がベストセラーとなり、広く知られる

ようになった。

 

しかし最近は「起こる可能性のあることは、いつか実際に起こる」

「何事であれ失敗する可能性のあるものは、いずれ失敗する」などは、

想定外では済まされない災害予防や企業の危機管理などの現実的な問題

の考えかたとして重要視されるようになってきている。

昨日の新潟地震のように。

 

「複数個の競合する政策提言が与えられたとき、採択されるのは

最悪なものである」。アメリカの大学教授が発見した経済政策に

おけるマーフィーの法則である。

安倍政権は消費税増税財政再建から教育の無償化へという方向に

切り換えた。

この法則がマーフィーの法則に当てはまらないことを望む。