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電子マンガ 市場規模大幅伸び 「待てば0円」で視聴でくるお得情報

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電子マンガ市場が活気。

 

市場規模大幅伸び「待てば0円」で視聴でくるお得情報

 

18年の電子酒出版物の市場規模は、前年比12%増の2479億円。

そのうち電子マンガは15%増の1965億円で全体の8割るを占めている。

紙の出版物の市場規模が前年比5,7%減の1兆2921億円と14年連続で

減ったのとは対照的。

 

中でもマンガアプリ「ピッコマ」が好調。5月時点のダウンロード数は1500万件となり、1日平均売上高も2019年に前年同月比で2.7倍となった。

1話を読み終わると、24時間待てば別の話も無料で読めるビジネスモデルを確立し、

マンガに加え動画や小説の配信も開始。

マンガアプリ市場でLINEマンガに次ぐ2位の座を固めている。

当初16年にカカオジャパンが始めたピッコマだが、提供当初は苦難の連続であった。

24時間待てば続きを無料で読める「待てば¥0」という新たな仕組みに対する出版社

の警戒感が強く、スタート時点でピッコマに参加したのは2社だけ。スタート直後、

売上高がアップルの「iSO」で200円、グーグルの基本ソフト「アンドロイド」向けは、0円、という日もあった。

 

さんたんたるスタートだったが、現在では作品数が6727と1年間で約3倍に増えた。原動力は同社独自のビジネスモデル。

ピッコマは他のアプリとは異なり広告を掲載していない。アプリにゲーム等の広告を

掲載すれば、短期的には収益が上がるが、ゲームに消費者を奪われてしまう恐れもある

からだ。

 

広告を掲載しないビジネスモデルに対して出版社から理解を得たことで作品が増加。

消費者にとっても「、マンガを読む際にまぎらわしい広告表示がないため、利用者の

増加にもつながった。

 

マンガで成功したビジネスモデルを活用して事業領域も拡大している。

昨年夏には動画配信サービス「ピッコマTV」も始めた。

マンガアプリと同様にスマートフォンで空き時間に動画を楽しむ視聴者の需要を

狙い、無料で少しずつ視聴できる仕組み。

 

漫画を原作とした実写ドラマを中心に独自のコンテンツを配信し、同社のマンガアプリ

との相互誘客にもつなげている。

さらに18年秋には小説作品の本格配信始めた。

 

今後は、同様のビジネスモデルで日本初のコンテンツを世界に発信する戦略を描く。

軌道に乗れば、日本コンテンツの海外市場の開拓に弾みが付きそうである。