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モノ消費からコト消費への谷間に新しい風が・・・・・「二度とこない「トキ」こそ価値・消費のトレンド

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モノ消費からコト消費への谷間に新しい風が吹き始めています。

「ほしいものが、ほしいわ」。

糸井重里氏が西武百貨店のためにこのコピーを作ったには、バブル景気真っ只中の1988年。ほどなくバブルは崩壊し、200年には辰巳渚氏の『「捨てる!」技術』がべしとセラーに。消費者のもの離れは明確になった。

自治体がテーマパーク経営に乗り出したり、ショッピングモールや駅ビルが物販に代えてゲームセンターを入居させたり、既存のサービスに学びの要素を組み込んだり。モノからコトへの流れに乗った成功事例もあるが、閉鎖や失速の道をたどった施設や企画も多い。

二度とこない「トキ」こそ価値

モノと同様、多くのサービスも「いつでも、どこでも」「早く安く」という均質化、コモディティー化のワナにはまりつつあった。そんな今、モノとコトにまたがり、面白い消費の兆しが見え始めている。

例えば東京日本橋に今年9月に開業する商業施設「コレド室町テラス」。高級、老舗という枠を気にせず、鑄造技術をその場で体験し自分だけのグッズを作る、といったテナントが多く入居する。

モノ消費では、アールシーコアのログハウス風住宅「BESS」。家は暮らしを楽しむ道具とうたい、改造やバーベキューを通じ家族レジャーや好きな者同士との交流を促す。値上がり期待や自己顕示とは程遠い。

 

「ヒト」のつながりが起点に

バブル時は自分だけの差別化、自己実現、自己顕示という個人の消費だった。バブル後の世代は、(仲間や会社など)ヒトのために働く。みんなのしあわせがないと満足できない。ヒトへの関心からクラウドファンディングや応援消費が生まれ、コミュニケーションがかかわりを生み盛り上がっていく消費が動く。

瀬戸内国債芸術祭などの野外美術展や廃止される列車のラストランの集客力などもそうです。

映える場所を作ればいいと考えがちだが、そうではない。みんなで盛り上がる状況を作り出すことが重要なんです。

今だけの体験を通じ、気の会う人と出会い、思い出を心に刻む。コト、モノ、場所はその脇役に徹する。

それが令和の消費とうえる。スクリーンショット_2017-03-16_15.56.43.png

yasuhirokamei0912.hatenablog.com

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