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恐竜超世界で思ったカウントダウン効果の重要性 

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こんにちは、リョウガです。

昨日、NHKスペシャルを見ました。「恐竜超世界」

6300万年前の地球の世界を再現していました。その頃には、恐竜の全盛期で色々な生存の手段を必死になって生き抜くものでした。6300万年もまえから地球上に生物が生きていて、繁栄しているのを見ると、ロマンを感じますね。しかし、現代の人類による、地球絶滅がい1秒1秒と迫ってきているのを。思い浮かべました。

ちょっと話してみましょう。


かつての米ソ冷戦時代に、よく話題となった世界終末時計。

これは実際の時計ではなく、核戦争などによる人類の絶滅(終末)を午前零時になぞらえ、そおの終末までの残り時間を「0時まであと何分」という形で象徴的に示す時計である。日本への原爆投下から2年後、冷戦時代初期にアメリカの科学誌の表紙絵として誕生した。時計の45分から正午までの部分を切り出した絵で表されている。

 

これはカウントダウン効果が活用されている。各国の指導者たちに対して、具体的な数字を示すことで人類の終末が近づいていると警告したのだ。表紙絵は緊急性を演出した。この絵を見たら終末まであとわずかだとすぐにわかるので、これは大変だとわかる。核兵器開発という愚かさを自覚してもらうに有効な手段だった。最近は終末時計の話題を耳にすることが少なくなったが、ところがどっこい、終末まであと2分に迫っている。これは1953年に米ソが水爆実験に成功した時と肩を並べるヤバイ事態だ。

 

終末から最も遠ざかったのは91年。ソ連が崩壊して、時計は17分前となった。以降、核兵器が数か国に拡散したことでジワリと時計の針が進む。2017年、米大統領による核廃絶や気候変動対策に対する発言で2分30秒前に。そして昨年、北朝鮮による核開発の懸念が広がり、ついに2分前まで進んだ。終末時計のことは現在の世界の指導者たちの耳に届いていないかもしれない。人類の行く末は大丈夫か。

 

カウントダウン効果を活用している商売は身近にある。典型例はテレビの通販番組。それを見ていると、先日紹介した商品がまたぞろぞろ登場している。宣伝マンの口上が熱い。「お得な特別価格で提供できるのは今日と明日の2日間だけです。しかも数量限定、お急ぎください」と。口上までもが前回と同じみたい。隣の女性司会者が後を引き取り「今から30分間、オペレーターを増員します。この機会をお見逃しなく」とあおる。

 

なぜこのようにするのか。これもカウントダウン効果、緊急性を演出することで売れ行きが全然違ってくる。逆に、期限を区切らずにダラダラといつまでも同じ商品の紹介を続けていたら、この商品はあまり売れないのか、という悪いイメージを消費者に与えてしまう。賢い商売人がいたものだ。