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人の働きを支援するため、AIと人の手の差

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人の働きを支援するため、AI(人口知能)やITの活用が注目されていますね。

全職種で人手不足は顕著であり、新人やアルバイトに仕事を早く覚えてもらい、即戦力につなげたいという企業の意向もあって、導入検討が活発になっています。

 

運輸や物流業では「人の作業の代替」が期待されている一方で、「人が作業を行うべき」産業にAIやITをどう使っていくのかは気になる所です。

その典型が、高級リゾート宿泊業で、「人のおもてなし」が顧客満足度に直結します。

 

AIやITを取り入れ、人が行うべき仕事に集中すべくサポートしている事例を、

ハウステンボス星野リゾートのICT関連担当者が語るセミナーがありました。

面白いともったのは、星野リゾートが全くスタッフが「マルチタスク」に転換し、フロント、掃除、レストラン給仕などをシフト制で行い、専門の職だけをやめたという。

個人の業務シフトを円滑にするために、AIやITを活用しているという。

 

要は「パフォーマーであるスタッフが顧客満足を高めること」、そして人だから可能な「察する力に集中してもらう」ことだという。ファッション販売も「客を察する力」がまさに大事。ZOZOスーツや機械で測ったものと、実際に人間の目で見た微妙なバランスの違いを見ぬく力こそ重要であり、そこをサポートするAI・IT活用が注目されるのでは。現状ではなかなか難しいですね。