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うつ病を克服するには 右脳と左脳をバランスよく使うことおすすめ

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こんにちは、リョウガです。

昨晩の、NHK番組「クローズアップ現代プラス」で取り上げられていた「うつ病」について、脳から分析していきましょう。

 

「右脳と左脳をバランスよく使う」

人間の大脳は右脳と左脳に分かれています。そして、二つの脳はそれぞれ違った役割を担っています。

現代人が盛んに使っているのは左脳です。左脳はどんな高性能コンピュータにも負けないソフトを持っていて、しばしば人を成功に導き、栄達の道を開いてくれます。学校の秀才も左脳使いの名人なら、これまで社会で出世して課長、部長とトントン拍子に上がっていく、そういう人たちはどちらかといえば左脳の使い方がうまい人たちなのです。

でもこのような左脳中心の生き方には大きな欠点が一つあります。それは社会的成功に導いてくれるが、体を早く老化させ、ガンや成人病、うつ病、への道もつけてしまうことです。

これだけ世の中が豊かになって医学も進歩を遂げたというのに、医療費が増える一方なのは、左脳中心の人たちがいかに多いかを物語っています。もっと悪いことは、世の中を左脳中心の人たちが動かしてきた結果、物質主義がはびこり、争いごとが増え、(米中貿易戦争のように)地球環境が破壊されてしまったことです。(いまさらエシカルは遅い)

いまの世の中で特徴的なことは、だれもがよくない事だ、改善の必要があると感じている事柄が、一向に改まらないことです。この事態を変えるには社会の枠組みを根底から変えなければ、といわれていますが、人間の頭の中を変えなければ仕組みなど変わるものではありません。

そのためにも、もっと右脳を使う必要があります。右脳を使うと脳内モルヒネがどんどん出ます。右脳を使う生き方をすれば、人間はどんなつらいことでも前向きに考えて生きられます。

不快にも否定的にもならず生きられれば、今健康な人はますます健康にになる。若さを保つこともできるようになります。また右脳使うと心が落ち着き、争いごともぐっと少なくなる。そうすればほうっておいても世の中はよい方向と向かい始めるでしょう。

では、どうすれば右脳をもっと使えるのか。

昔から右脳をうまく使ってきたのは古今の名僧といわれる人たちです。しかし、そういう立派な人たちのまねをしようと思っても、私たちは簡単にできることではありませんね。

そこで、現代人でもっとも右脳の使い方のうまい人物をあげてみると、たとえば、かつて史上初の七冠王に輝いた将棋の羽生善治氏がそうです。

対局中の脳波を測定したところ、四分の三は右脳を使っているといいます。一手一手、理詰めで考えているのではなく、局面ごとにイメージ化して思考を進めている。これは驚異的な右脳の使い方です。

歴史上、右脳をもっともうまく使ったと思われるのは、18世紀の天才作曲家モーツアルトです。モーツアルトはこういっています。「全曲は一瞬のうちに出来上がる。あとはそれを楽譜に写すだけ」と。時間芸術である音楽の全体像を、一瞬のうちに思い浮かべるという離れ業は、右脳にしか出来ません。

右脳というのは、いわゆる才能と関係が深く、それも今の研究によれば50歳くらいまで成長は止まらないといいますから、才能のある人はますます伸びていきます。

ぜひ皆さんも見習ってほしいのは、このような右脳の使い方なのです。人間が生まれてから学んだり、経験した情報や知識は、みんな左脳にストックされます。だからだれもが左脳はそれなりに鍛えているといえます。これに加えて右脳をうまく使うことがを覚えたら、つらいことが楽しくなり、脳内モルヒネもどんどん出るので、うつ病も克服できるようになります。