リョウガのページ

小さな嬉しいことを発見する、今話題のことを思う

eスポーツとゲーム依存症

 


f:id:yasuhirokamei0912:20190725171217j:plain

 


5月25日世界保健機関(WHO)総会の委員会は家庭用テレビゲーム機スマートフォンを使ってゲームにのめりこみ、日常生活に支障をきたすゲーム依存症を疾患として認めました。

疾患であるため、いわゆる病気であり、今後、予防や治療法、薬の開発などに進むでしょう。

言われてみれば、通勤電車の車内では、いまや新聞紙を広げて読んでいる人は絶滅危惧種に等しく、読書をしている人すら少ない。乗客の大半はスマホをいじっている。マンガやSNのアプリが目立つが、ゲームをしている人がほとんど。それだけゲームが身近なものとなり、絶えずプレイできる環境になったんだろう。

 

私の友達も何人かは、完全にゲーム依存症である。それを本人に指摘すると、当然否定するが、専業主婦たちなどは、一日が長い。スマホゲームをしている。5種類ぐらいのゲームを同時並行でしているため、断続的にゲームができてしまう。しかも、最近では、ゲームのやり過ぎを起因とする、ゲームひじという関節炎が発症しており、スマホをもつ左手が自由にきかなくなっている。ドクターによると腕力のない女性が、この症状に陥りやすいにだが、このようにゲーム依存症が原因で、第2の疾病を引き起こしこともあるあらしい。

 

反面、エレクトにクス・スポーツ(通称・eスポーツ)が注目を集めている。世界的に様々なジャンルのゲームで競技が行われており、プロも排出している。トッププロに至っては億を超える賞金を獲得できるようで、子供たちのヒーローになっているプレイヤーもいるみたいだ。eスポーツは今となっては世界的に認められた、スポーツ競技となっている。一部ではオリンピック競技になるのではとも言われており、それだけゲーム人口が多く、いずれにせよ、ほおっておく事ができなくなるジャンルやマーケットに成長するのであろう。

f:id:yasuhirokamei0912:20190725170631j:plain

 

国によってはプロゲーマーを育成する教育機関があるようで、子供のうちからプロを育てるべく、カリキュラムが構成されているという。これではむしろゲーム依存症患者を養成しているようなものである。他のスポーツでも同様だが、プロになるには、その競技に幼少から打ち込み、人生を捧げるほどその競技に依存するのだろうが、eスポーツは何かが違う気がする。