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キャッシュレス巧者が増える理由 還元以外の便利さ見抜く

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新規参入が相次ぎ、少しずつだが利用者が増えてきたキャッシュレス決済。現金を持ち歩くわずらわしさから開放されるはか、昨年末から大型の還元キャンペーンによるユーザーの奪い合いも話題になっている。だが、キャッシュレスの魅力はそれだけではない。独自の工夫で現金にはない便利さを見出す「キャッシュレス巧者」たちも増えてきた。

自分の年収を考えると背伸び気味の価格だが、迷いはなかった人が言っています。東京都内に2LDKのマンションを購入した会社員が、人生最大の買い物をするにあたって背中を押してくれたのがキャッシュレスだ。

登録済みの決済サービスは約10種類。家計簿のクラフトサービスと連携をすればお金を使った瞬間にデータとして記録され、手間を掛けずに日々の家計簿が出来上がる。

自分のお金の使い方のクセがつかめた。計算用ソフトを使い、自身が100歳を迎えるまでの収支シュミレーションを作成。人生のどの段階で、いくらまでのお金を使えるか明確にできる。現金ではここまで精密に記録できない。キャッシュレスのおかげで人生100年計画を立てられる。

送金機能にも注目する利用者もいます。キャッシュレスは幹事好きな人間には欠かせないツール。

例えば4人でJリーグの試合に出かける場合、幹事が立て替えるお金は交通費込みで万円近くにのぼることもある。従来は試合当日に落ち合った際、現金で受け取っていた。ただときにはきゅうな用事や体調不良による欠席もありうる。幹事を務めるには精神的にも金銭的のも負担になっていた。

そこで4年前から利用するのがLINEペイ。チケット取得と伝えるのと同時にメッセージ画面で、そのまま送金依頼できる手軽さが魅力。請求ミスを避けるうえでも、支払い記録が残るのも安心材料。

最近では近所のドラッグストアがスマホ決済に対応している。

消費者がキャッシュレスを使い始める最大のきっかけは、ポイント付きなど日常的にお得だから。

交通系のICカードも、高速道路の自動支払いシステムも、現金にはない便利さを消費者にもたらすことを知ったから普及した。

本格的な脱・現金社会を目指すうえでは、キャッシュレス巧者たちがすでに見出した便利さをこれからの利用者に広く知ってもらう取り組みが欠かせないだろう。