リョウガのページ

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VRで忍者体験 衣装に手裏剣本物志向

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大阪城の周辺に5月末に開業した新たな商業施設、「ジョー・テラス・オオサカ」。

ラーメン店や利き酒が出来る店などが入る複合施設だが、ひときわ目を引くのが「忍者VR&忍者茶屋 弥助」。

VR(仮想現実)技術で忍者の体験ができる。ちょっと体験してみました。

JR大阪城公園駅を降りるとすぐ、「ジョー・テラス・オオサカ」が目に入る。建物に足を踏み入れると忍者VRを運営するL・S・Gの忍者姿のスタッフが待ち構えている。

他のスタッフも和服で、自分だけ洋服姿で時代錯誤のよう。忍者の衣装を借りることが出来、いそいそと着替えた。

衣装は上下に別れ動きやすい着物に加え、鉢巻きや頭巾、手甲などが用意されている。「VRを付ける時邪魔になるかもしれません」と言われながらも手甲を着けた。着替えを済ませると、スタッフが「では、まいろう」と忍者のていで案内してくれた。

最初は行き止まりの部屋に通されたかと思いきや、ある「仕掛け」で壁が扉に。扉を通ると忍者気分が高まってくる。(なんか照れる)

動画で背景説明を受けたあと、VRの体験ルームに通される。設定は「1594年、豊臣秀吉による天下泰平がなってから3年、平和を脅かす明智光秀の亡霊を忍者になって倒す」というもの。

頭にVRゴーグル、右手に刀、左手に手裏剣をそれぞれ模したコントローラーを装着する。すると目の前に大阪城が登場し、敵が次々と現れる。これを倒していくのだが、案外手裏剣のコントロールが難しい。自分は忍者に向いていないのかと落胆しつつも、迫りくる敵を刀で倒し続けた。

映像自体はおよそ5分。終わりに近づいたところで大きな「ラスボス」が登場。VRだけあって目の前に現れた時に圧倒された。腰が引けながらもなんとか時間7ぎりぎりで倒すことが出来た。

VRで汗をかいた後は隣の茶屋で一休み。スタッフの一押しは「忍者スムージー」。おそるおそる飲むと、濃厚なゴマの味が広がった。ゴマときなこに加えこんにゃくが入ってると言い、独特の食感にほっと一息ついた。

一度、体験してみてはいかがですか。

忍者体験は税別で2500円で、衣装レンタルは別途1000円掛かる。

体験は10分程度と案外短く、物足りなく思った。

開業して間もないが、既にVR内での刀の軌道が表示されるなど改良を施している。さらに、現在はVRが中心だが、今後はVR体験の前にゴム製の手裏剣を使った手裏剣投げの練習を組み込むなどの見直しも実施したいという。今後はリアルとヴァーチャルを組み合わせた高度な忍者体験ができそうだ。