民鉄の鉄軌道部門の輸送実績.旅客数.営業収入は過去最高

日本民営鉄道協会が発表した大手民鉄１６社（東武・西武・京成・京王・小田急・東急・京急・東京メトロ・相鉄・名鉄・近鉄・南海・京阪・阪急・阪神・西鉄）の２０１８年度の鉄軌道部門の輸送実績によると、

旅客合計は１０５億１３８５万人（前年比１．２％増）と過去最高となりました。

内訳を見ると、定期外旅客は４３億８５６万人（前年比１．０％増）、定期旅客は６２億５２９万人（１．４％増）。

また、営業収支実績についても、営業収入が過去最高の１兆３８５７億円となり、営業損益は３５６４億円であった。

２０１８年度の設備投資実績は、踏み切り及び運転保安工事などで過去最高の４７４２億円。

２０１９年度の設備投資では５３８０億円を投じる予定です。

日本の大手私鉄15社総営業距離ランキング

順位	社名	総営業距離	営業収益（順位）
1	近鉄	501	1559億（  2）
2	東武	463	1599億（  1）
3	名鉄	444	898億（  7）
4	西武	177	1011億（  6）
5	南海	155	586億（11）
6	京成	152	622億（10）
7	阪急	144	1031億（  5）
8	小田急	121	1186億（  4）
9	西鉄	106	216億（15）
10	東急	105	1516億（  3）
11	京阪	91	541億（12）
12	京急	87	820億（  9）
13	京王	85	838億（  8）
14	阪神	49	349億（13）
15	相鉄	36	330億（14）

日本民営鉄道協会『大手民鉄の素顔』による2016年3月時点の総営業距離と営業収益のランキング。総営業距離の単位はkm、営業収益の単位は円。

日本の大手私鉄15社営業係数ランキング

順位	社名	2013年度	2008年度
1	阪急	75.9	74.7
2	西武	78.1	82.6
3	小田急	78.8	82.0
4	近鉄	81.8	80.9
5	相鉄	82.3	79.6
6	南海	82.7	82.6
7	京急	83.0	81.5
8	東武	83.2	88.1
	西鉄	83.2	83.4
10	阪神	83.6	86.8
11	京阪	87.5	88.2
12	京成	87.7	81.7
13	名鉄	87.8	89.4
14	東急	87.9	83.2
15	京王	88.1	86.6

国土交通省鉄道局『鉄道統計年報』を基に鉄道ジャーナリストの梅原淳が算出した、2013年度と2008年度の大手私鉄15社の営業係数を上位順に並べ替えたもの。