スケートボード オリンピック
2020年東京オリンピックからスケートボードが正式種目になります。
競技スケボーのルールはトリックの難易度などを採点して競い合う。
なお、トリックとはオーリー(ジャンプする技で基本技だがかなり難しい)、フリップ(回転などの技)、またはそれらを合わせた技の事を指す。
オリンピックで行われるスケボーは、平地に障害物を置いたようなコースの「ストリート」と水を抜いたプールのようなコースの「パーク」があります。
この2種類は、点数を競い合うという意味では同じだが、競技の方法が違う。
「ストーリー」は
2つの方式で滑るもので、1つ目はRUN方式。
持ち時間45秒で、一人2回コースを自由に滑り、最高得点が自分の持ち点となります。
2つ目はBEST TRICK方式。
コース内にある障害物を一つ選び、そこでトリックを一つ繰り出し、計5回のうち得点の高い4回分が持ち点に加わり、その合計点を競い合う。
見るものを圧倒する華麗な技とテクニックが堪能できます。
「パーク」は持ち時間45秒は一緒だが、コースを自由に滑り、トリックの難易度や完成度、オリジナリティ、スピードに加えて全体の流れやダイナミックさ、安定感、浮遊感などが総合的に評価され、3回の内、最高得点が自分の得点となり勝者が決まる。
冬季オリンピックのスノーボード競技に車輪を付けた物だとイメージしてもらえればわかりやすいだろうが、細かく言えば似て非なるもの。
実際、スノーボード選手にはスケボーも行う選手が多数います。まだ記憶に新しいピョンチャンオリンピックのスノーボードハーフパイプ金メダリストである、ショーン・ホワイト選手はスケボー界でも有名で、日本人からはこの大会で銀メダルを獲得した平野歩夢選手も東京オリンピックのメダルを狙う。
こうした二刀流選手はほかにも多数存在する。冬季オリンピックでの感動をわずか2年でまた見られると思うと興奮しますね。
2020年の東京オリンピックによりスケボー人気はさらに高まることが予想されます。
だが、スケボーは転倒も多く、危険性も高い。決められた場所で行い、きちんとヘルメットなどを着用し、できるならインストラクターを付けるなど、充分に安全に注意して滑る心がけが必要です。
脅かすわけではないが、私も下手な横好きでオーリーを失敗し、転倒して大けがをしたことがあります。
スケボーへの愛着心は薄れていないが、自分が乗ることは二度なさそうです。