”定番人気商品” でも同じ商品がいつまでも売れ続けるはずがない中での人気の理由について
こんにちは。
今日は、定番商品の人気の理由は、地道な改良、改善を繰り返しきたから。
についてで、”定番人気商品” でも同じ商品がいつまでも売れ続けるはずがないのです。
大好きな餃子についてでお話ししましょう。
と言っても、冷凍餃子のことです。
最近食べましたが、みなさんも召しあったことがあると思いますが冷凍餃子がめちゃくちゃ美味しいんです。
世間でも冷凍餃子がたいへん人気なんです。冷凍餃子といえばフライパンの上に油を引いて、餃子を並べて、水をかけて、蒸し焼きにする・・・・とうものであったが、油と水の量、水をかけるタイミング、蒸し焼き時間の加減で焦げ付いてしまいうことしばしばありました。これが昨今の人気商品はちがうんです。
味の素冷凍商品の「ギョーザ」は、フライパンに油を引く必要がなければ、水をかける必要もないんです。
餃子をフライパンに並べてふたをして5分蒸し焼き、
ふたを取った後は、表面に焼き色がつくのを待つのみ。
餃子一つ一つに「(餃子の羽)羽根の素」がついていて、その素の部分は主に水分と油分からできているんです。凍ったままの餃子をフライパンに載せて焼くと、「羽根の素」が溶け出し、適度な水分で蒸しあげる。水分が蒸発すると、パリッとした羽根に変わる仕組み。よって、調理は水と油の量に失敗することはなく蒸し焼き時間も5分と決まっているから、いつも安定した高いクオリティーで食することができる。
味の素のギョーザは1972年に発売開始、47年もの歴史がある。この15年で売り上げ規模を約3倍に増やし、2003年から15年連続で冷凍商品単品売り上げナンバーワンの座を保持しています。
人気を持続し、ユーザーを増やしてきた最たる理由は、発売以降、技術開発と品質改良を繰り返してきたから。
昨年8月のリニューアルでは、具に使用する素材をすべて国産商品とした。パッケージに縁取りで表示された「国産の肉・野菜使用」は、 ”安心”という光を放つ。
さらに新商品「しょうがギョーザ」を市場に投入した。すでに定番商品として定着し、スーパーの冷凍食品コーナーでは既存製品の「ギョーザ」と並んで人気も双璧。
しょうがギョーザの優れた点は、その名の通りしょうがの風味をベースにし、にんにくを使用していないところにある。夕飯に餃子を食べると、翌日の口臭を気にかける女性も多い。そんな悩み解決型の商品でもあって、女性を中心に大ヒットしている。
このように「冷凍餃子」というシンプルな商品においても、リニューアルを繰り返し、ユーザーを増やしてきた。
このあくなき改良がなければ、いずれユーザーに飽きられに決まっている。世のあらゆるものずくりにも同じことがいえる。
というわけで、まとめると・・・
いくら ”定番人気商品” であっても、同じ商品がいつまでも売れ続けるはずがない。時代に即し、改良、改善を繰り返し、新しいユーザーを獲得していかねば消滅していく定めなんですね。
それでは、美味しい餃子を頂きながら今日はおしまいです。
明日も、みなさん良い一日でありますように。