ラグビーワールドカップが終わって「ラグビーは企業組織の共通点がある」ことについて
こんにちは。
今日は、ラグビーワールドカップを振り返って見ましょう。
2日、南アフリカが3大会ぶりに、3回目の優勝で幕を閉じました。
大いに盛り上がったラグビーワールドカップ。
日本は準々決勝で南アフリカに3対26で敗退、初のベスト4入りは叶わなかったものの、見事ベスト8入りを果たしました。
オリンピック、サッカーのFIFAワールドカップと並んで世界3大スポーツイベントに数えられるラグビーは、日本でバブル全盛だった1987年に始まり、4年ごとに開催される。
イギリスの名門私立学校の教育ツールとして始まったといわれ、
「一人はみんなんために、みんなは一人のために」や
「ノーサイド=試合が終われば敵味方関係なし」
といった言葉に代表されるように『精神性』の高いスポーツである。
そして15人という多人数で競技するため戦略や戦術はもとよりチームの哲学も求められているんですね。
だからなのか、ラグビーは経営に通じる面のあるといわれ、企業経営者に経験者は少なくないようです。
ラグビーは企業組織との共通点があります。
15人の選手それぞれに個性がある役割が与えられ、その能力も異なる。
体格だけでではなく、走力やキック力、判断力などが求められる。
大きく分けると前衛の8人は「フォワードFW」と呼ばれ、
そのうち3人の「フロントロー」は最前列で相手と組み合うため体重が重く、がっしりした体型の選手が向いているが、真ん中の選手はボールをキックするための技術がいる。
その後ろの「ロック」は後方から押し込むため背の高さやパワーが必要。
後衛の「バックス」は走る、ボールを蹴る、パスを出すなどの瞬発力に加え、スタミナやスピードが求められる。
そしてFWを後方からコントロールする「ナンバーエイト」はスピードとパワーに加え的確な判断力がなくてはならず、攻守両面の中心となる。
ラグビー経験者のある経営者は「トライを決める華やかな選手の裏に、相手に突っ込み、みくちゃになりながらボールを獲得する選手がいて、別の役割を担う選手が勝利という目標に向かって協力し合う。
企業組織も職場も常に華やかな部署ばかりではなく、縁の下の力持ちもいる。一隅を照らし、それぞれ尊重する企業文化、それが組織の強みとなる」と語っている。
試合中、監督は現場で指示できないのでキャプテンが中心になってチームを機能させなければならない。
自らが考えて、それぞれの大切な役割を果たす。
これも企業組織では重要ではないでしょうか。
ということで、ラグビーワールドカップが終わって「ラグビーは企業組織の共通点がある」と感じました。
それでは、今日もみなさん、良い一日でありますように。