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5G時代にファッション企業の動画活動についての動向

こんにちは。

一昨日、11月11日の独身の日をご存知ですか。

ECサイトで、中国で売上セールをする一大イベントです。

その日に売る売上額は、なんと、4兆1千億円です。

びっくりしますね。

例えてみると、楽天の年間流通総額が約3兆5千億円ですから約1.2倍の売上を一日でやってしまうことになります。

参加ユーザーも桁違いで、約5億人と言われています。

中国パワー恐るべしですね。

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でも、売れている商品は日本製が圧倒的に多く、日本製の信頼性から人気が出ていますね。

海外にECサイトを使って売ることを越境ECと呼びますが、国内の市場の縮小から、各企業は、海外に向けた戦力に乗り出しているようです。

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また、追い風となるのが、5G時代がやってくるということです。

「大容量・多接続・低遅延(高速)」これは2020年から大手通信会社を中心に提供される5G(第5世代移動通信システム)の特徴です。

この5Gが普及することで、IOTやAIがさらに進化すると言われています。

企業とユーザーにも影響を与える領域は通信速度の高速化による「Web動画の視聴」ではないでしょうか。現在でもSNSやYouTubeを中心に多くのユーザーが動画を視聴していて、多くの企業が動画を様々な形で活用していますが、この流れはさらに加速すると考えられています。

ユニクロが独身の日で何百億と売ったことから、ファッション企業の動画活動を見てみました。

 

ファッション企業の活動は主に4パターンあります

ポイントは「より参考になる情報を届ける」ことです。

 

ファッション企業の動画活動において、気になるのはそもそも現時点でどの程度のユーザーがWeb動画を視聴しているのか。という点だと思います。

少し前のデータになりますが、平成28年度の総務省の調査では、

すべての世代75%、

40代以下80%、のユーザーで動画の利用経験があると回答しています。

特に20代のユーザーは90%と動画視聴が生活の一部に溶け込んでいるのが伺えます。もちろんこれは、ファッション企業がターゲットにするユーザーも例外ではなく、ファッション企業側も様々な方法で動画を活用しています。

では具体的にどのような形で動画を活用しているのでしょうか。

 

それは大きく分けて4つ。

「ECでの動画活用」

「Instagramを活用したライブ配信

「YouTbe」

「Web広告での動画活用」

すべて共通して言えるのは、「商品の着用イメージをユーザーによりわかりやくという伝える」という点。

Webの弱点である「触れない、ディティールを把握しずらい」という点を補う役割を担っています。一昔前であれば、ハイブランドを中心にブランドイメージを伝えるために活用されていた印象がある動画でですが、よりユーザーの参考になる情報に絞って、活用しているケースが増えています。

また、スマホを活用して手間をかけずに、撮影しているケースも目立ちますね。特に「ECでの動画活用」「Instagramを活用したライブコマースとすての活用」でその傾向が強いようですね。スマホの進化によって、撮影ハードルも確実に下がっていると言えそうです。

 

ポイント1

・YouTubeなどの動画サービスは幅広い年代で受け入れられている

・ユーザーの生活の一部となっている

 

ポイント2

・より参考になる情報に絞ってユーザーに情報を届ける

スマホでの撮影

この傾向は「ブランディングより売上重視=より商品購買の決め手になる情報を」

「低コストで手間をかけずに配信=スマホで撮影」

以上、5G時代がやってくるにあたってのファッション×動画についてでした。

それでは、今日もよい一日でありますように。