リョウガのページ

小さな嬉しいことを発見する、今話題のことを思う

身近な、歯医者さんのお話。

こんばんは。

今日は、身近な話から、歯医者さんのお話を。

かかりつけの歯医者から、歯の定期チェックの案内のはがきが届きました。
案内は年に2回ほど届くんですが、その歯医者がお気に入りなので定期的にチェックを欠かさず受けることにしています。


気に入っている理由は、日常の歯のケア方法を丁寧に教えてくれるから。
そのおかげで、ここ10年ほどは虫歯とは無縁でいます。

ちなみに、

日本に歯科医院は約69,000あります。
この数はコンビニの55,000を上回る多さで、少し人口が多い町ならあちらこちらに歯科医院があるんですね。

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当然、競争は激しくなります。歯医者といえども客商売。
他と同じことをやっていては差別化できない。歯の痛みを覚えて受診すると、歯医者は痛みを取り除くためにの治療を行うわけです。
それ以外の事はしない。当たり前の話であって、自分自身もそういうものだと思っていまいた。

しかし、歯のケアを丁寧に教えてもらったのは、この歯医者がはじめて。

その内容をかいつまんで説明すると、
歯ブラシの持ち方から始まり、
ゆっくりと磨くこと、
その時に力は入れずに軽く磨くこと、
糸ようじを活用すること。
要点は多いのですが、歯と歯茎の境目に歯ブラシをあてて、きちんと毛先が当たっているかを意識して磨くことが歯周病の予防になるというんです。

歯周病とは歯肉炎と歯周炎(歯槽膿漏のこと)をひっくるめた歯茎の病気の総称で、とても怖い病気です。
口中が不潔だと、まず歯肉炎になります。
歯茎がはれて血がでる。
この歯肉炎は悪化すると歯周炎になる。
こうなると歯を支える歯槽骨にまで異常が現れる。
歯周病は心臓をも悪くすることがわかっています。口中の細菌が血管に進入するらしく、
細菌が血管内で増殖すると、それがやがて心臓の冠動脈を詰まらせる。
それによって心臓発作を引き起こす。

さらに、歯周病は糖尿病の原因にもなって、現代人の多くが歯周病の予備軍とも言われているんです。


忙しいからと言って、1日に1度しか歯磨きをしないような人は要注意。
なお、菌の生息場所は歯周ポケット内の歯垢プラーク)。
これをきちんと除去することが基本となる。
毛先みがきをきちんとマスターしたら、歯周病予防に大いに役立つんです。
ただ、どうしても届かない箇所は、歯科医院で定期的い掃除してもらう。
行くたびに、歯のケア方法をおさらいさせられ、間違ったら出来るまで指導が続きます。
結構厳しいので、正しい方法でケアできるようになった(たぶん)。

しかし、もろもろの予防策を丁寧に教えていては、患者が減ることにつながるのではないでしょうか。
でもそれは余計な心配ことみたいです。


この歯医者の前を通るたびに見かけるのは駐車スペースにぎっしりと停まっている車や自転車と、
順番待ちのために座っている人の多さ。

お金儲けだけに開業する歯医者は淘汰されますが、患者思いの歯医者さんは、潰れないんですね。

それではまた明日。