糖質制限をしても痩せません。糖質制限食とバランス食の比較
糖質制限をしても痩せません。
依然として人気の糖質制限ダイエット。もともとは肥満や糖尿病の人のための治療法として始まりました。しかし、ここ数年、多くのメディアでも取り上げられ、広く流行したことで、今ではビールやパン、お菓子をはじめ、数多くの食品にも「低糖質」「糖質ゼロ」の商品が登場しています。
一方、糖質制限をして見事減量に成功して喜ぶ人もいますが、挫折してリバウンドしたり、逆に太ってしまった、という話も聞きます。改めて、このダイエット方法の特徴を知り、失敗してしまう原因について探ってみましょう。
糖質制限食とバランス食を見比べてみましょう。
結果は、ほとんど変わりません。
糖質制限をしても、一時的に痩せても続きません。
糖質制限をしたほうが痩せなければ科学的にはおかしいですね。
糖質が太る原因ならばこの結果はおかしいでしょう。
糖質の量と、体重には相関関係はないんですね。
完全に糖質をカットすればいいという人がいますが、それは
単に脱水症状になっているだけでうす。
体によくないのでやめましょう。
どれだけ糖質をカットしても体重は変わらない研究結果がアメリカで実証されました。
ラーセットという科学誌によると、15000人の調査を25年間に遡って研究した結果、
糖質が50%摂取した人は、死亡率が一番少なかった。
糖質が40%の人は、寿命が減った。
50歳を超えて、50%以下摂っていないひとは、寿命が短くなってきます。
一般の人が、
夜に、糖質を摂ったひとは余計に太るというのも嘘です。夜食べようと昼食べようと、総カロリーは変わりませんので
全く関係ありません。
逆に、夜炭水化物を摂ったほうが、睡眠の質が良くなるんです。
それによって、良質な睡眠を得ることができて、
成長ホルモンが活発にでてきます。
それによって、血中脂肪が脂肪酸に溶け出して、それで翌日に脂肪が燃えます。
糖質制限の危険性があるのは、
動物性たんぱく質を摂りすぎると、老化が進みます。
野菜やフルーツが取れなくなると、食物繊維が取れなくなるのとやる気が落ちることが分かってきています。
日本人は、米をいっぱい食べるのに太っていない人がいるのはおかしいでしょう。
生理活性物質が取れなくなりますし、食物繊維が取れなくなります。
食物繊維は、腸内細菌の餌になるんです。
腸でホルモンがでてそれが脳に回って行って、人間がホルモンバランスが取れているんです。
長期的な糖質制限を行なうと、体に炎症を起こして細胞を酸化させてしまいます。
植物性たんぱく質と動物性たんぱく質とでは明らかに動物性たんぱく質のほうが体に炎症をおこしてしまいます。
さらに、アジア圏の糖質の食事は、生成されたたんぱく質が多くこれも危険です。
結果、
睡眠の質が悪くなり老化が進み、肌がばさばさになります。
糖質制限によるダイエット法を誤解していると、さまざまなデメリットが出てきます。特に「肉類はいくら食べてもよい」と勘違いしている人や、野菜はさほど食べない人がいます。肉類でも、とんかつや唐揚げなどの揚げ物をたくさん食べてしまうと、たんぱく質と一緒に脂肪をたくさん取ってしまいます。糖質制限ダイエットをして、逆に太ってしまうというのがこのパターンです。また、野菜を少量しか取らずにいると、食物繊維が不足して便秘がちになり、冷え性、めまいなどの体調不良や美容面でのダメージが生じることもあります。
糖質制限ダイエットで最近よく耳にするケトン体という物質をご存じですか? 糖質の量を1日50g(茶わん1杯程度)以下にすると、肝臓は脂肪酸からケトン体を生成するといわれています。このケトン体は脂肪をエネルギーに変えるのでダイエットに効果がありますが、増え過ぎるとケトアシドーシスという危険な状態を引き起こす可能性もあります。
ケトン体自体は、現在、人体にとって良い・悪いの両論があり、医学界で糖質制限ダイエットの賛否が分かれる原因ともなっています。いずれにしても、極端な糖質制限ダイエットをすることは、将来、体に及ぼすリスクが未知数であることを知って、肥満や糖尿病でない人は緩やかで長期的な、ローカーボと呼ばれる低糖質ダイエットの実践をお勧めします。