リョウガのページ

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新たなる1年が始まったんですが、新たなる10年の区切りのはじめ方

こんばんは。

2020年、早いものでもう1月も終わりますね。

新たなる1年が始まったんですが、新たなる10年の区切りでもありますね。

「子曰く、吾 十有五にして学びに志す。
 三十にして立つ。
四十にして惑わす。
五十にして天命を知る。
六十にして耳順う。
七十にして心の欲する所に従いて矩(のり)を踰(こ)えず。」
(私は15歳になったとき、学事に心が向かうようになった。

30歳に至って独りで立つことができた。
やがて40歳のとき、自信が揺るがず、もう惑うことがなくなった。
50歳を迎えたとき、天が私に与えた使命を自覚し、奮闘することとなった。
60歳ともなると、他人のことばを聞くとその細かい気持ちまでわかるようになった。
70歳、自分のこころの求めるままに行動をしても、規定・規範からはずれるというようなことがなくなった。)

孔子論語の有名な一節です。

 

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特筆すべき点は30歳以降、10年単位で自己の心の成長を評価している点にある。

蛇足であるが、学生の頃、この一節を学んだ時、40歳になれば人生において惑うことなどなくなるのかと思っていたが、
いざ40歳を迎え、40代も半ばを過ぎたというのに不惑の境地に至ることなど到底できず、
迷いながらの日々である。

話を戻します。
過ぎ去りし10年を振り返り、どんな成長があっただろうか?
孔子のような次元に到達することができなくとも、なにかしら成長・成熟できたはずだ。
そして過ぎ去りし10年よりもずっと肝心なことは、これからの10年である。
10年後、自己の成長を評価することができるか?

確かなことは今日一日をどのように過ごすか、過ごしたか。
その積み重ねにより10年後の自分がつくられるということ。
つまり、どんな10年後を迎えるかは、これからの自分次第であるんです。

そのためにも、心の夢を描き、それを糧にして自己の成長を促し、未来を切り拓きたいものだ。
流通評論家 吉田貞雄氏の有名な詞「夢の八訓」が心に染みる。

 

「夢のある者は希望がある
 希望のある者は目標がある
 目標のある者は計画がある
 計画のある者は行動がある
 行動のある者は実績がある
 実績がある者は反省がある
 反省がある者は進歩がある
 進歩がある者は夢がある」

 

たとえ今、10年後の未来がおぼつかないものであったとしても、
夢を描くことから未来は変えられるんですね。

令和この一年もあと11ヶ月。・・・・