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総選挙が近づいていますね。選挙について思うこと、若者の落胆論

こんにちは。
そろそろ総選挙が近づいていますね。
早ければ年内にも、どんなに遅くても1年数ヶ月以内に必ず実施されます。

今回はその選挙について思うことを書いてみます。

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毎回のように問題となるのが投票率
自分自身は選挙権を得てから、記憶した限りでは棄権したのは1、2回きりです。
仕事に追われていたか、風邪でも引いていたのか、棄権理由はよく覚えていません。
その時以外は、どんなに小規模な選挙でも欠かさず投票しています。
今、年代別「で最も投票率が低いのは日本の未来を担うはずの20歳代の人々。
ここまでは政治家の思うつぼとなることに気付いてほしいものですね。

前回総選挙の年代別投票率は、
20歳代、33%
30歳代 44%
40歳代 53%
50歳代 63%
60歳代 72%
70歳以上 60%

20歳代は1990年には57%あったのに半減に近い減少ぶり。
2017年初の衆議院議員総選挙参加となった10代の40%にも負けている。
また、昨年行われた参議院議員選挙では10歳代32%、20歳代30%、30歳代が38%だった。
この30年間、20代の投票率はずっと最下位委なんですね。


なぜ、こんなにも投票率が低いのか。
その理由はとしては、選挙で何かが変わるとは思えない、選挙や政治がよくわからない、
興味がない、投票したい候補者(または政党)がない、といった意見に集約される。
要するにあきらめムードなんです。
一生懸命に働いても低い賃金のままで生活は良くならないし、ぞうせこの国には
期待するものなどない、と。そんなことでは現状打破は、ますます遠ざかる。

政治家が選挙の時に意識するのは中高年齢層の動向だ。
それはそうだろう。
中高年の人々は60~70%が投票所に足を運ぶのだから、
中高年にとって耳ざわりの良い公約などを声高々に叫ぶ。
その方が手っ取り早く得票に結びつくから。
従って、それ以下の世代にとっては、日本の政治家は冷たいものだ。
あまり投票所に来ない世代にとって耳障りの良い公約を言っても仕方がない。
たいして得票に結びつかないから。その結果、今日のバカ高い教育費(特に大学)、
卒業と同時に何百万円もの有利子奨学金という負債を抱え込み、その返済に
おくするする人を多数生み出す事態を招いてしまった。
今の日本はもう、若い夫婦が将来不安なく3人、4人と子供を産んで育てられるような社会ではない。

それどころか、結婚さえもあきらめざるを得ない人が多すぎる社会になってしまったんです。
投票率がもたらした社会のひずみを、いちいちあげていたらキリがないほど。
とにかく若者は、こんなにも損をしているんです。
このまま選挙に無関心でいると、自身の選挙のために中高年層にしか関心のない公約を叫ぶ
政治家たちの思うつぼとなります。
投票せねば、声をあげることにはならないですよ。

若者達よ。