リョウガのページ

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人気資格おすすめ 一年発起資格取得目指すなら数年後にブレイクするものをどうぞ

ある日、新聞をながめていたら、一面広告が目に付いた。

 

その広告は色々な資格取得のための通信教育のもの。

なぜ、やたらとこの類の広告が目立つのか。

新年を迎えて1か月がたったのですが、一年の計は元旦に在りと、いうことで新年を迎えて今年こそはスキルアップを目指そうと考えている人が多いから。

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私の友達も、そんな一人。銀行員。

聞いたところによると、周知のとうり銀行業務はどんどんAI(人工知能)に任せるようになって人員は余り気味。行員たちの間には将来不安がよぎる。知人も独立に備えて資格取得を検討中とのことだ。

いくつかの候補があって、そのうちに1つがFP(ファイナンシャルプランナー)。

FPとは”身近なお金の専門家”。昨今は人生100年時代。歴史的な超低金利、消費税増税や老後の不安などから普通の主婦やサラリーマンも投資を始めるようになった。

そうした人々の相談相手となるのが仕事。個人資産にかかわる業界を中心に需要が高く人気の資格だと広告には書かれている。

そこで銀行内にFP資格を持つ先輩がいて相談したところ、お勧めできないとツレない答えだったという。

その理由は、次の通り。

・人気資格ということは、文字通り該当資格を取得する人が多いという意味。結果、PFとうい存在が過剰気味になっている。

 

・顧客をつかむことが出来るのは、実績豊富な人だけ。新規参入者は、いざ資格を取っても資格取得費用の回収さえ難しい。

 

・お金にまつわる仕事のため、ミスをしたら顧客から訴えられるリスクもある。

 

・結局のところFP資格を取得して期待できることは、自分自身の生活をマネージメントする能力を高めることのみである。

 

話はなおも続く。過去、気象予報士の資格が脚光を浴びたことがあって、知り合いが猛勉強のすえ気象予報士試験に合格した。脚光を浴びたのは、当時新設されたばかりの気象予報士試験をテレビのキャスターなどが受験したため。一気に人気資格に祭り上げられた気象予報士

だが、放送局で天気予報を担当する人ならいざしらず、一般人が気象予報士になっても華やかなしごとなどあるはずがない。

その知り合いは色々と探したあげく、気象情報提供会社に就職したが1年はどで退職した。気象情報を扱う仕事なのだから、会社は24時間営業で年中無休。

勤務は変則そのもので、体調を崩さないわけがない。

新年あたり一念発起、資格取得を目指そうと考えるのなら、数年後にブレイクしそうな資格を探すことだ。

人気資格になっているい頃には、食べていけない資格になていることが多い。とこの広告をみて思った。しそう