リョウガのページ

小さな嬉しいことを発見する、今話題のことを思う

飲みにいくと「あの頃はよかった」て「あの頃」は何が良かったのか?

こんばんは。

今日はなんでしょうね。

先日、会社の新年会に出席したとき、となりに座ったのが、入社2年目のまあ新入社員でした。それも女性でお酒をつぐでもなく、会話も何か仕事のことばかりで話がかみ合いませんでした。

やはり、年代が離れているとスムーズな会話は難しいですね。

 

で、その3日後に割りと年齢が近い仲間との飲み会があって、それは話が盛り上がりました。やっぱり、ジェネレーションギャップはさけられませんね。

 

友達、仲間と飲んでいると、「あの頃はよかった」と振り返ってしまいます。年でしょうか?

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年齢を重ねれば重ねるほど、若かった頃の自分を思い返しては、もの思いにふける事が多くなりました。

このように自分自身、つまり、個人の過去を振り返るとき

「あの頃はよかった」と思う。

しかもそれだけではなく、町、国、時代全体など広範囲に振り返ってしまい「あの頃はよかった」という事もあります。

同世代の仲間が集まったときなどは、同じ時代を生きたもの同志だったからこそ分かり合える、当時の時代や国全体の情勢などを含めて思う「あの頃はよかった」という事もある。

ではいったい「あの頃はよかった」とは、いつの時代を指すのか。人それぞれ違いますが、なぜか誰もが「あの頃はよかった」と思うのでしょうか。

それでは「よかった頃の日本」はいつだったのでしょうか。バブルに沸いていた日本を指すのか、そうではなく、生活様式や日本人が日本人らしく生活していた頃の日本らしさで満ち溢れていた時を指すのか。

おそらく精神面に大きく影響を与える「日本らしさ」=「よかった」に結びついているのだと思った。では、日本が日本らしかったのはいつだったのでしょう。国内外の観光客であふれる京都に足を運ぶのも、平安時代の和歌や絵巻から日本らしさを感じたいからかもしれません。

江戸時代も落語などからキビキビとした日本人の資質、知恵、真面目さなどがうかがえて、現在を生きる我々はタイムスリップして思いを馳せる。

一家団欒とか初めてテレビが我が家にきたということで話題になった昭和もよかったのではないでしょうか。

 

産業革命や黒船が来航するまでは、日本以外のものは未知なるものだったのでしょ。当然、今に比べると出来ないことも多い。だから人間ができることも限られていた。だからこそ、 ”人はこうあるべき” とか ”人の生き方” なんかは明瞭な時代だったのでしょう。

しかし現代は、「あの頃はよかった」時代にあった常識みたいなものは無くなって、昔を知る者と、知らない者が混在し混沌としているようですね。

訪日外国人の目的は千差万別でしょうが、私たち日本人が気付かない日本を感じているのかもしれません。むしろ日本の歴史建造物や生活様式などから、私たちより日本の良さを感じているかもしれない。

全員の日本人の心の中にある ”あの頃はよかった” を想いながら、少しづつでもいいから、今の時代を数年後振り返った時に「あの頃はよかった」と思えるようにしていきたいものですね。

年かなあ~。人生の年輪を感じるってこのこと?

また、年の差をいろいろ感じて飲みにいきたいですね。

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