「鬼滅の刃」おすすめ 女性人気集中
こんにちは。
今日は、今話題になっているアニメについて。
みなさもご存知のように、週間少年ジャンプに連載中の漫画、
「鬼滅の刃」(きめつのやいば)の勢いが止まらない。
アニメが終了してからブームが拡大した異例の作品です。書店では単行本の品切れも相次いで、グッズは即完売。登場人物たちのファッションを取り入れる人も後を絶たない状態です。
少年漫画でありながらブームをけん引するのは、なんと女性たちです。なぜ、異形のヒット現象が生まれたんでしょうか?
「鬼滅の刃」の売れ方は異常でTUTAYAでコミック販売でも、品切れ状態。通常、アニメ化した漫画作品の売上げピークは放送開始後2、3週目に来るというんです。しかし鬼滅の刃のピークはs終了後にやってきた。
昨年4月の放送開始時の1巻の販売は1日数百冊だったが、放送終了から2ヶ月以上たった昨年12月には1日で5000冊近く売れたんです。
今年に入っても勢いは続いて、集英社によると、19巻がでる2月4日には累計発行が4000万部を突破。2ヶ月で1500万部を売ったことになる。
グッズ・イベントも人気なんです。ローソンで対象商品を購入するとオリジナルクリアファイルがもらえるキャンペーンを1月に始めたところ、用意したファイルがはぼ1日でなくなった。想定外の人気をうけて、デザインを変えて景品の代わりに商品化して2月7日から予約販売することに。
3月20日から松屋銀座店で開かれる「鬼滅の刃 ”全集中展”」も優先入場券を先行抽選販売したところ、想定を超える応募があった。
なぜ、アニメの放送終了後に人気が爆発したのか。まずは、書店で単行本の品薄が続いたこと。「どこに行っても売り切れ」
SNS上のこんな書き込みが飢餓感をあおって、加速度的に関心を呼んだ。
話題になっているのでアマゾンプライムビデオで見たところはまってしまった人などから、地上は波放送終了後も見られる有料動画配信サービスが広がったことも ”遅れたヒット”現象を生んでいる。
ファッションも影響を与えています。
裾だけ華やかなオレンジやみどりのヘアー。渋谷や原宿を歩いていると、こんな髪型の女性たちをみかけませんか。
「胡蝶しのぶカラーです」。指定したカラー剤が美容院になくて特注したなど、高校生にも流行っています。作品に出てくるキャラクターをまねすることが流行っている。
裾を染めるヘアーカラーの依頼が10から20代の女性から増えているそう。もともと人気を集めていたヘアースタイルだったが、鬼滅ブームで一気に広がった。高校生も長期休みだけ染めて、学校が始まる前に先端を切れば問題なし。
インスタグラムをのぞいても「鬼滅ネイル」が多くアップされていますね。鬼滅キャラの羽織や着物から連想する和風の柄をモチーフにしたネイルを楽しむ人も多い。鬼滅キャラのアクセサリーやコスプレを動画にアップする人も。「再生が60万回にも」
数年前から、自分の推したいキャラに象徴されるアイコンや色などさりげない形でファッションに取り入れる人が増えているようですね。おすすめのキャラ要素をまとった人が街中を歩くようになって、ブームを助長しやすくなっている。
小学生などの比較的年齢の低いファンも多いらしい。
今回の鬼滅ブームをけん引したのは、10代~40代の女性。
アニメ放送前は男性のファンが多かったが、放送中から女性のファンが急増した。
なぜ彼女らは鬼滅が好きなのか。
40代の女性は、これまでのジャンプと違って女性キャラクターも平等に強く、傷つけられ、闘いの場面にでるところがいいそうです。
一方、30代の女性は闘いの場面で、自分にとって一見、弱いような人から助けてもらうシーンがある。そこが熱い。
また、敵のリーダーが気になった。部下の鬼たちを叱る場面が現代の「パワハラ」のようだとネットでも話題に。
王道をおさえつつ、現代のビジネス社会で生きる女性たちの心をとらえたことも人気の背景あるようです。
年内に映画の公開も予定されているうようで、鬼滅のブームはまだまだ続きそうですね。