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サブスクリプションに学ぶ商品やサービスの提供にどう価値をもたらす経営戦略の手順基本を忘れてはならないでしょう

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こんにちは。

 

トレンド経営の罠について

コア・コンピタンス経営、サプライチェーン・マネジメント、環境経営、シェアードサービス・・・・

いわゆるトレンド経営と呼ばれる、いろいろな新しい経営手法があります。
しかし、こうしたトレンド経営はノウハウを過大評価し、流行の手法に飛びつくとトラップ、
罠にまはまることになりかねないと警鐘を鳴らす人もいます。

最近 ”サブスク” というサービスが注目を集めているが、これもトラップがあるといいます。
サブスクはサブスクリプションの略で「商品やサービスに代金を直接支払うのではなく、利用する期間に支払うサービスのこと」
と定義され、
例えば、月額プランへの加入で映画やドラマを視聴できるサービスなどですが、最近は自動車、飲食、美容院、ファッション
、書籍、育児、家電など、様々な分野に広がっています。

 

自動車の場合、毎月一定額を支払うことで新しいクルマをマイカーのように乗ることが出来ます。(KINTO)
クルマの購入費や維持費もかからないのがメリットです。
ファッション業界では毎月一定額を支払うことで新しい服がレンタル出来るサービスやプロが選んだ服が届くサービス、アクセサリーが借りられるものなどがあります。

事業者は売り切りの物販に比べ次のようなメリットがあるんです。
1.継続的な売上げが見込めること。

2.定額課金で利用者の初期コストが抑えられ、新規の導入が容易となること。
3.継続的な利用で様々なデータが得られる。

4.いろいろな商材に対応出来、アイデア1つでビジネスを発展させることが可能となる。

 

しかし

1.スタート直後は利用者が少ない。
2.緩やかに収益が上がっていくので、それなりの体力が必要とされ、常に新鮮な企画やコンテンツを取り入れる必要があること。
3.高額品を安価で利用できてしまうと、ブランド価値にキズがつくなどといった問題もあります。
参入したものの、半年も経たずに撤退したファッション企業もある。

そもそもサブスクリプションは、新聞購読などのように、古くからあるビジネスモデルなんです。
ただ以前は決済にかかるコストがネックになっていたため業種は限定的であったんんですが、クレジットカードやスマホの決済が可能になり、
新しいビジネスモデルとして注目されるようになったたんですね。

サブスクの経営手法自体は新しいものではなく、それが優劣を決めるわけでもないんです。
”トレンド経営” という言葉に惑わされず、自社の商品やサービスの提供にどう価値をもたらすかといった経営戦略の基本を忘れてはならないでしょう。

いかがですか。

では、今日はこの辺で