リョウガのページ

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「麒麟がくる」で思った衣装の色彩で心の動きが読み取れる

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こんばんは。

このごろ、毎週観ている大河ドラマ麒麟がくる」について、ちょっと変わっているなと思ったことを書きますね。


今年の大河ドラマ麒麟がくる」の主人公は明智光秀

総合視聴率が初回25.3%と、順調なスタートで、やはりNHK大河ドラマは戦国時代の物語に人気があるようです。


なぜ光秀は信長を討つに至ったのか、歴史上最大の謎とされる本能寺の変がどう描かれるか、ドラマの展開は視聴者の興味を呼びそうですね。

ドラマのストーリーとともに、注目を集めているのが登場人物の衣装の色彩ですね。何かとても派手な色使いで当時の時代とは思えないほどの色彩です。
従来の戦国ドラマと言えば、渋く重量感のある色彩で、2012年の「平清盛」では暗く重すぎるとまでいわれました。
しかし「麒麟がくる」では、4Kの映像を意識して今までの雰囲気を打ち破るカラフルな色彩の衣装も話題にまっています。


戦国時代、人々は着飾ることで威勢を張っていたともいわれるが、主人公だけでなく、
農作業にいそしむ農民や村を襲う野盗までカラフルなのは、ネット上で賛否の声が聞かれるほどです。
「衣装の目色がま新しい」「衣装の色彩が鮮やかですごく楽しい」といった意見の一方、
「着物の色も風景の色も色鮮やか過ぎて違和感がある」「大河ドラマこの衣装の色使いはNG。目が疲れる」
などの否定的な声も少なくないんですね。

カラフルな色彩の中にも登場人物はそれぞれテーマカラーがあるんです。
光秀は青と緑、

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信長は黄色、

美濃の斎藤道三は黒と赤、

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道三の長男、斎藤高政は赤土色、

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将軍・足利義輝は派手な紫、

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医者の助手・駒はオレンジ色・・・。

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イメージカラーはその人物の性格などのイメージから考えられ、衣装に用いられているというらしんです。


斎藤道三戦国大名松永久秀といった人物は渋い色合いの着物で、威圧感や厳かな雰囲気を出している。

ドラマの主人公、明智光秀役の長谷川博己さんはツイッター
「こういう派手な色はあまり着たことはないですけど、気持ちも若返りますね」と書いてあります。
色は生き物、色彩には表情があるといわれています。青い空を見れば気分も晴れ晴れとし、
赤色は活力を感じ、黄色はほのぼのとしたムードとなります。
今年の流行色はクラシックブルーです。深い藍色は心に安らぎを与え、集中力を高める効果があるといいます。

このように色は人の気持ちを大きく左右する。というのも人は色彩を触覚全体で感じ取り、皮膚呼吸するように、
色や光に対して筋肉反応を起こすというんです。だからドラマの衣装にも人はさまざまな反応を示すのでしょう。

今回の「麒麟がくる」で鮮やかな色彩に接し、心の動きを確かめながら見てはそうですか。

何か大河ドラマの近未来劇を観ているようです。
きっとおもしろいですよ。

それではまた。