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賞味期限と消費期限との違い、比較

こんにちは。

 

そもそも「賞味期限」って何?

以前は、賞味期限を1日でも過ぎたものは食べたくないと思っていましたが、賞味期限の仕組みや消費期限との違いを知るほど、賞味期限切れは気にならなくなります。

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賞味期限とは、メーカーが「美味しく食べられる品質を保証する期限」のことです。

期限が切れたところで、すぐに食べられなくなるわけではありません。

一方、消費期限とは、傷みやすい食品が「安全に食べられる期限」のことです。

消費期限が過ぎれば安全性は保たれないんですね。

この二つの期限は混同されやすく、多くの人に「賞味期限切れ=危険}と思われているのが現状なんですね。

また、メーカー側は商品回転率をアップさせたいという思惑から、賞味期限をわざと短く設定しているケースもあるといいます。

さらに、食品流通の世界には「3分の1ルール」というものがあります。

これは何かと言うと、賞味期限の3分の1が ”納期期限” とされて、それを経過した商品は小売店へ納入されず店頭に並ぶことはありません。

そこからさらに3分の1を経過した日が ”販売期限” とされて、店頭から撤去されて廃棄されたり、見切り品として値引き対象となったりします。こうした商習慣が、食品ロスを生む原因にもなっているのです。

 

この商習慣を変えることは店舗のイメージダウンにつながりかねないため、変えることはなかなかできないのが現状なんですね。

しかし、食品ロスに対する消費者の意識も変わってきていますね。

数字(期限日)をうのみにせず、においや見た目なども確認してから判断する消費者が増えれば、食品ロスは大きく削減に向かう可能性が出てきます。

そんな消費者を1人でも増やすための強力な啓発店舗が多くなってきています。

また、店舗で廃棄予定の食品をスマートフォン上に掲載して、お得な価格でユーザーに提供する「フードシェアリングサービス」も広がっています。

仕事終わりにスマートフォンのアプリを起動させ、お気に入り登録した店の中から「レスキュー商品」を閲覧。

食べたいと思ったものがあれば、購入して帰宅途中に店舗へ寄って受け取る。支払いは事前にスマホで済ませすませるため現金を用意するする必要もない。帰宅すれば美味しい料理が定価よりも安く楽しめる。

そんなフードシェアリングサービス「タベテ」が注目されています。

「タベテ」のユーザーは、21万人。

その内訳は20~30歳前半の女性が4割、

30歳後半~40歳代前半の女性が2~3割、

40歳後半以上の女性が2割程度といったように、若い女性に人気です。