コロナショックも出口が無いトンネルではない
みんなさんこんばんは。
パンでミックがはじまりました。
・コロナショック
コロナショック=中国発の新型lコロナ騒動が世界の経済を揺さぶっています。
世界2位のGDPを誇る国がつまずいたことが、ここまで経済の悪影響を及ぼすとは。・・・・
各国とも株価の下落ぶりはハンパではありません。
日本でもテレワーク、学校の一斉休校、イベントの自粛・取りやめといって動きが一気にひろまりました。
ダメージを受けない業界は皆無でしょう。いつ抜けるか分からないトンネルに入り、不安が不安を招いています。
だが、出口がないトンネルはありません。
好景気がずっと続くことも、不況がずっと続くことも無い。
過去、日本経済は幾度となく不況のピンチに見舞われている。そして、トンネルから抜け出て立ち直ることを繰り返してきました。
・1957年「なべ底不況」。
戦後初の本格的な不況。外貨準備が20億ドルしかなかったことが主因でした。外貨準備の必要性を痛感する。
・1965年「昭和40年不況」または「証券不況」。
五輪景気の反動で景気が悪化。赤字になった山一證券を救うために日銀得融を実施。翌年、戦後初の赤字国債を発行。
・1974年「石油ショック」。
経済は戦後初のマイナス成長に。この経験から石油備蓄が進み、次(79年)の石油危機は影響が小さくとどまった。なお、赤字国債発行が常態化する。
・1986年「円高不況」。
急激な円高は日本企業を直撃。円高で日本製品の交際競争力は低下し、輸出主導で成長してきた日本経済は不況に陥った。企業は生産拠点を労働力の安い東アジアに移し、貿易摩擦を回避すべく、現地生産を進めた。今日のグローバル化の原点だ。
金融機関が相次いで破綻。消費税引き上げが重なり、個人消費が落ち込んだことも不況に拍車をかけた。安易な消費増税は極めて危険。
・2008年「リーマンショック」。
前年のサブプライムローン破綻がきっかけ。怪しげな金融商品の存在が明るみに。アメリカの名門投資銀行リーマン・ブラザーズが行き詰る。負債総額は64兆円という史上最大規模の倒産となり世界経済が落ち込む。日経平均株価は7千円台に。
こうして見ると、最近は干支がほぼ一回まわりする周期でおおきな不況の波がやってきている。
もう一つ言えるのは、不況のたびに日本の社会が対応策を身につけてきていること。
今回も、数多くの教訓を学びつつある。とても全てを書ききれないが、手洗い・うがいの重要性が広まったことは人々の将来の健康維持に大いに役立つだろう。
そして、インバウンド需要に頼りすぎることの危うさは身に染みた。
また、対応が後手、かつ中途半端なものになることが、いかに無能さをさらけ出すかも国民へ知らしめた。