リョウガのページ

小さな嬉しいことを発見する、今話題のことを思う

新年度についての情報ですが、コロナウイルスで台無しですね。

こんばんは。

今日から新年度ですね。

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うららかな陽気につられて、いくらか気がはやかったのでしょう、例年より早めに桜の開花がピークを迎えましたね。

しかし、何のいたずらか、そんな姿を冷やすかのように先週の日曜日は関東広域に真冬並みの寒気が到来、季節はずれの積雪で雪化粧を見ることになった。本来なら花見を我慢する程度であったのだが、新型コロナウイルスで東京中心に各地で不要不急の外出を控える要請が出されていることもあって、ニュースでは人の少ない繁華街の様子がたびたび流されていました。

3月末は様々な区切りを数える季節。そして、今日の「新年度」を迎えるための、心と身体の準備期間でもあります。ただでさえ、心ここにあらずになりがちな時期に、新型コロナウイルスの感染拡大という状況が重なってしまいました。中でも、人生の中で特に大事な1ページを記するタイミングを迎える予定であった方々の胸中はいかほどのものか。どこにもぶつけることのできないやるせなさで一杯のことであろうと察します。

さて、「一年の計は元旦にあり」といいますが、実質的な新年の節目とする意味合いや重要性は大きく分けて2つの新年度を迎える4月1日の方がずっと高いんです。

まず一つは「会計年度」(あるいは事業年度)。

国、地方自治体または法人の収入および支出を整理分類し、その状況を明らかとするために始期日と終了日を定めた1年間を指していて、1869年(明治2年)に会計年度の規定が設けられたんです。

当初は「10月~9月」が年度期間だったのですが、その後、「1月~12月」「7月~6月」とたびたび変わって、現在の「4月~3月」に決まったのは1886年(明治19年)とされているんです。なお、民間企業の事業年度(決算)はこの会計期間には含まれず自由に設定できるが、やはり決算月は3月が一番多いんです。ただし、国際会計基準の導入などもあって、近年は10%台後半の比に低下している。

もう一つが「学校年度」。1872年(明治5年)に学制が公布されたときは9月1日開始(小学校はおおむね1月スタートだったらしいです)だったが、会計年度が4月開始となったことを機に高等師範学校がそれにしたがい、次第に他の学校も4月1日開始となって今日に至っている。ちなみに、多くの国は9月開始が主流となっており、日本以外では北朝鮮くらいしかないのだとか。こうしてみると、当たり前のように感じている4月から新年度、新学期というのは、世界的にはごく少数で珍しいんです。

年度のいうんちくはこれぐらいにして、すでにお気づきの通り、新型コロナで休校などが行なわれ大変な時期となっています。このいやな雰囲気を払拭できるように、より楽しくて読みやすい記事を、新たに書いていきたいと思います。これまで以上に情報収集の助けとして皆様に読んでいただけるなら、これ以上にない喜びです。

気持ちを明るく困難を乗り越えましょう。

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