こんばんは。
コロナウイルス終息までもう少しですね。
大阪では、明日緊急事態宣言が政府から解除されるようです。
何をやっても、いい加減で雑っぽい大阪人なのですが、いざという時は、なぜか一致団結して、問題に真っ向から向かいます。なんか歴史の在る町なのでしょうか、人々の考えることは同じで最終的にはまとまります。東京と違うところがここにあるのでしょう。いつもちゃらんぽらんでふざけている関西人ですが、本当の本当にやばくなったら本気を出す根性は目を見張りますね。
みたか、大阪根性。
この前、コロナ騒動で、アンケート調査があったと思いますが、今回はアンケート調査について考えてみましょう。
不特定多数の考えや意見、感想を集約するには、今も昔も「アンケート」調査が欠かせませんね。むしろこれだけインターネットが普及した現代だからこそ、アンケートの有効性が高まっているともいえます。
今現在、私たちの最大の関心ごとといえば、どうしても新型コロナウイルスになってしまう。これらに関連するアンケート調査も多数行なわれていて、そのうち、ネットニュースが「国内で新型コロナウイルス感染症の流行がいつ終息すると思うか」というアンケートを実施しました。所詮、回答者の多くは専門家ではない一般人がから、物理的根拠の乏しい、体感的な意見になってしまうのだが、ほぼ半数が「2020年8月までに」と答えている。
一方で、20%近くの人は「2021年以降」と回答していて、さすがに、GW明けに落ち着いているとするyぷな楽観的な回答は少なく、ある程度の長期戦を覚悟していることがうかがえた。
さて、簡単にアンケート調査といっても、漠然とした設問をダラダラと重ねるだけでは回答するほうも付き合ってはくれないだろうし、結果を集計してもあまり参考にならないということが起こりえるですね。
実施に関しては、まず、 ”なぜ実施するのか” を明確にすることが必要で、さらに、テーマによって回答者の層を決めておくことも重要である。
企業がユーザーに対して行なうのであれば、既存客のみのなか、性別は、年齢層は・・・など調査の趣旨に沿って事前に設定しておくことや、より多くの回答を集めるための質問の数、質問の形式といった工夫も大切になってきます。
そして質問の文章はできるだけ短く、わかりやすくすることも肝心ですね。一つの質問に商品の 「性能」 や 「デザイン」 についてどう思うかなど複数の要素は入れないんです。
「この商品は大変人気がありますが、使用されてどうですか」といった答えを誘導する質問は正確な結果が得られないばかりか不快な印象を与えることもあります。
回答する側が、簡単にかつ気持ちよく回答できるような内容にしなければ、面倒と一刀両断されるのがオチだ。そう考えると、アンケートの設問を作るのは簡単に見えて、案外難しいです。
そうした出来あがったアンケート調査の結果だが、そこでも回答者の属性や調査自体のかたよりを考慮する必要がある。
厚生労働省がLINEを通して行なったコロナウイルスの調査では「人数は多いが、感染予防の意識が高い人ほど回答する傾向が強い」
「平時における職業別の発熱傾向が不明であって、新型コロナウイルス感染症拡大の特異な状況下の発熱状況を捉えているとは限りません」などとあった。
このように ”注釈” が入ると、せっかくアンケート調査の結果をどう捉えていいのか迷ってしまうこともある。
やはり、アンケートは重要な参考資料にはなるが、明確な正解を得られるとは限らないですね。
結構難しい。