新型コロナウイルス感染拡大の対応の遅さ。バカな大将、敵より怖い
こんばんは。
新型コロナウイルス感染拡大の対応、についてなんと政府の遅いこと、大阪府知事のほうがずっと早い。
まあ、あきれますが、これにからんで当てはまることについてこんな話を・・・・。 「バカな大将、敵より怖い」
第二次世界大戦中、連合国軍のある幹部は、日本軍のことをこのように評価していました。
だが高級将校はおしなべて無能だ」
どこの軍隊においても兵隊は、自分たちの命が指揮官次第であることを知っている。運悪く馬鹿な指揮官についたときは悲惨な事態に遭遇する確率がぐんと高くなる。
インパール作戦。 「史上最悪な作戦」 と名高い、極めて無策な戦いだ。インドのインパールにある英軍拠点を攻略すべく、日本軍9万人がビルマから進撃を開始したが、結局誰一人インパールにたどりつけなかった。
精神論に重きを置いた作戦の愚かさもさることながら、作戦を立案中に交わされた司令官と軍幹部のやりとりに言葉を失う。
「どのくらいの損害が予想されるのか」(司令官)
「5千人殺せばインパールを取れるはず」(参謀)。
初めて作戦会議に出席した将校は当初、敵を5千人殺すとの意味だと受け取ったが、よくよく聞いてみると、味方の師団5千人が犠牲になるということだった。味方の損害を虫けらみたいに言っていた同様の表現をこの将校は以降、何度となく耳にしたとうい。旧日本軍には救いがたく愚かな指揮官が多かったようだ。
それから40数年、日本はバブル景気に沸く。
当時、全国で銀行による無謀な融資が実行されていました。某銀行は本社事務所が掘っ立て小屋のような不動産にもケタ違いのお金をジャブジャブ貸したんです。
これはその銀行における一番無謀なバブル案件だった。バブル崩壊で、その銀行はあえなく破綻した。
銀行組織において支店レベルで融資できる金額はしれているんです。
銀行がひっくりかえるほどの額を融資するには銀行首脳の承認が不可欠。バブルに悪乗りした首脳の罪は万死に値する。
破綻銀行の受け皿となったのは北洋銀行。
地域こそ同じだが、規模は破綻銀行よりかなり小さい。なぜ受け皿となりえたのか。それは小さいながらも堅実経営に徹してきたから。日本中がバブルに踊らされている中、トップである故武井正直氏の経営方針によりバブルに乗じた融資を一切行なわなかったんです。
「異常なことは長続きしない」 「法令、倫理にもどる命令は、たとえ上司でも従うな」 「リストラする経理者には 『あなたこそ辞めた方がいい』 と言ってやりなさい」 「勲章なんてもの欲しがるような人間は堕落する」
など武井氏の歯に衣着せぬ発言は有名。
「バカな大将、敵より怖い」は講演集のタイトルにもなった。
さて、現代の日本の大将はといえば・・・・
モリカケ、桜、新型コロナウイルス感染拡大の対応、なぜか事を急いだ検察官定年延長問題などなど。
なるほど、確かに。