リョウガのページ

小さな嬉しいことを発見する、今話題のことを思う

株主総会に参加してみた

コロナショックで株価が乱高下していますね。

今日はその株の株主総会について。

これまで、多くに飲食企業に投資をしてきました。

お目当ては株主優待。 「桐谷さん」みたい。

だいたい半期に1度、その企業が運営している店で食事ができる優待券が送られてくる。最低所有株式数である100株を持っていれば、優待券をもらえる場合が多くて、年間数千円の食事は利回りの観点からもお得な投資といえます。

だけど、優待券と一緒に送られてくる株主総会の案内はこれまでほとんど見ることもなくごみ箱行きだった。株主総会にはあまり興味なかったからですが、先ごろひょんなことから、株主総会なるものに初めて参加した。

f:id:yasuhirokamei0912:20200615225453j:plain

といっても、なにも会場まで足を運んだわけではなく、インターネット上の株主総会なんです。送られてきた議決行使書に、 「議決権を行使した個人株主の中から抽選で200名にギフト券千円分をプレゼントする」 と、書かれていた文言に興味がひかれてたからにすぎない。私は、結構懸賞運が強くて、過去には、北陸温泉旅行にも当選したことがある。まあ、それはともかく、たまたま目に付いた行使書の内容に、ちょっとやってみようかなーと気が向いただけのこと。

参加する手順は行使書に印刷されているQRコードを読み取ることからスタートする。

読み取ると、すぐに議決権行使サイトが現れた。行使内容の確認とあって、総会における会社側の提案が1号~4号まで記載されている。

剰余金処分の件や、取締役6名選任の件など。

特に反対する理由もないので ”すべて賛成” のボタンをクリック。

すると、 「これで議決権行使は終了です、ありがとうございます」 との表示。どうやらこれで株主総会に参加したことになっているようです。

所要時間はわずか1分、参加(出席)感がまるでない、株主総会初体験でした。

他の企業からの案内もよく見ると、多くが同様の方法を採用しているようで、電子投票方式の導入はかなり進んでいますね。

昔にの会社法では 「株主総会の招集地」 の規定があって、株主は1か所に集まる必要があったんですが、新会社法でこの規定は廃止されたため、2か所以上の開催地を定めたり、テレビ会議形式や電子投票が可能になったりしているんです。

金融庁のまとめでは個人投資家の議決権行使は約3割にとどまっているとのことで、個人株主の総会参加を促したい思惑があるのでしょう。

これからの課題は、より多くの個人株主が参加したくなるような魅力的な付加価値の創造と、わかりやすい総会の運営でしょうね。

淡々と会社の業績や課題を挙げて、議案に可否を求めていくだけではない工夫が必要だと思うにですが株主の方々いかがですか?