リョウガのページ

小さな嬉しいことを発見する、今話題のことを思う

とってもすてきな新聞広告を見た。・・・・

こんばんは。

今日は、とってもすてきな新聞広告のお話です。

「サトウのご飯」や「サトウの切り餅」なんかで知られている2部上場の佐藤食品工業新潟市)は、8月に商号を 「サトウ食品」 に変更すると発表しました。

創業70周年の節目を機に、高いネームバリューの商品に社名を合わせることに。なお、ジャスダック上場に同商号の佐藤食品工業(愛知県小牧市)があったため、これまで上場名は 「サトウ食品工業」 としていましたが、商号変更に伴って、上場会社名も 「サトウ食品」 に変更したのです。

自社のブランドと社名を合わせることは、会社の認知度を上げるとともに、イメージ・営業戦略にも直結するため、社会のグローバル化が進むにつれて、多くの企業が商号を見直してきました。

ただ、過去には社会的な問題となった用語、単語が社名に盛り込まれたり、連想されてたりするケースで、不可抗力的な損害を被ることがあった。

新型コロナウイルスの感染拡大で、石油ファンヒーターや石油ストーブで知られる、1部上場の株式会社コロナ(新潟県三条市)も少なからず影響を受けているようです。

ネーミングの由来は ”太陽の周囲に現れるコロナ” のイメージから取ったもので、覚えやすく親しみやすいブランド名として1935年に商標登録(現在の商号は1992年に変更)されたのですが、思わぬところで二次被害に巻き込まれています。

今のところ、会社の売上げなどには影響はないとしながらも、会社に対して誹謗中傷のメールなどが届いたり、社員の子供たちが心配したりしているのだとか。同社とコロナウイルスが全く無関係であることはいうまでもありません。

社会、会社を取り巻く ”コロナ禍” を心配した同社は今月、地方紙に全編ひらがなとカタカナだけで、コロナで働く従業員の子供たちに向けたメッセージ、 「コロナではたらくかぞくをもつ、キミヘ」 という新聞広告を掲載しました。

記事のその一部抜粋したものです。

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『まだまだ、せかいじゅうが、しんがたコロナウイルスで、たいへんなことになってるね。

そとであそべなくなったり、マスクをしなきゃいけなくなったり、つらいこともたくさんあるとおもいます。

そんななかでも、わたしたちコロナは、くらしをゆたかにする ”つぎのかいてき” をつくろうと、きょうもがんばっています。

もし、かぞくが、コロナではたらいているといことで、キミにつらいことがあったり、なにかいやなおもいをしていたら、ほんとうにごめんなさい。

かぞくも、キミも、なんにわるくないから。

わたしたちは、コロナというなまえに、じぶんたちのしごとに、ほこりをもっています。キミのいじまんのかぞくは、コロナのじまんのしゃいんです。

かぶしきがいしゃコロナのしゃちょうより』

社名への誇りを示し、社員、その子供たちの心をもケアするメッセージに思わず目頭が熱くなりました。

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なんともすてきな新聞広告でした。・・・・