リョウガのページ

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名車再生「クラシックカー・ディーラーズ」を見て、中古車のおすすめ

こんばんは。

今日は、クルマについて話しましょう。

土曜の夜に、BS11チャンネルで、中古車を安く買って蘇らせて高く売るという番組がやっていました。

興味本位で見ていると、これがとても面白い。

それが、「クラシックカー・ディーラーズ」 とうい番組です。

マイク、エドという二人の外国人がいて、

マイクが掘り出し物のクラシックカーポンコツの状態で探し当て買ってきます。

それを、エドが見事に新車同様に直し仕上げます。

この、中古車(ポンコツ)を完璧に走れて、見た目のかっこよく昔の新車のごとく直して見せる、工程がなんともいえなく面白い。

特に、専門的なことを深く説明してまるでプロに教えるように直していきます。マイクは、エドのことを魔法で直すと言っています。

黙々と、修理の作業をしているところが深くのめりこむところで、何か今までにない、新鮮さをおあんじます。

また、マイクのディーラーとしてののりも大げさで面白い。目当ての車の取引のやり取り、値引き交渉などもなんか、視聴者(素人)に見せるのではなく、その業界のプロに見せるような感覚で、これもまた面白い。

この二人のやり取りも、押し問答や時にはケンカなんかして、ポンコツを仕上げていく流れは、引き込まれますね。

お互いに文句を言い合ったりしてやり取りしますが、各一人ひとりになったら、互いのことを尊敬して崇めます。やっぱり、本心ではお互いを信用している、なんかそんなところも魅力的です。

まあ、一度見たらわかるでしょう。

海外の番組なので、ほとんどが外車なのですが、この前なんと、トヨタMR2の初期型をリアアップしていました。聞くと、海外ではMR2は人気で高く売れるそうです。実際高く売れました。

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今、コロナで

新車の販売台数は減っていますが若干緩やかですがふえています。

では、中古車ではどうか。

2018年の市場規模は、3兆4396億円と17年比4千億円増えました。機能の充実で新車価格が上昇する一方で、中古車でも十分にそう高機能、安全機能を備えたものが多いですね。

予算と性能の両面からすれば中古車を選んでいるようです。

今は、リユースの時代、中古車への抵抗もなくなっていています。

ですが、若者のクルマ離れがよく言われていますが、クルマを本当に嫌いになったわけではありません。「好き」の尺度が変わっただけなんです。昔は憧れるクルマを誰もが欲しがっていた、という大きな欲求ありました。

次にプリウスのような環境に配慮したクルマを求める流行がありました。今後はクルマを求めることが多様化して、小さな山が色々と増えていくでしょう。

その一つがチープアップです。

バブル期に自動雑誌を眺めていた人の熱量と、今、インスタグラムのハッシュタグにタッチする愛好家の熱量は変わらないんですね。

ただ、かつての大きな山は現れないでしょう。

新車には乗りたくないという声も多いようです。

空力や安全性、燃費を追究すると、どうしてもツルッとしたデザインになってしまうんです。コストの削減のためにプラットフォームは同じ。だから新車は個性を出しにくくなっています。デザインで個性を出すには、代わりに何かを犠牲にしない限り難しいでしょうね。

昔にのクルマをカスタムして楽しむ動きは、今のクルマにはない魅力があるんでしょうね。(私はあまり好きではありませんが。純正オンリー)。

ボルボの「204」は新車にはまず無いカクカクとしたデザインで、積載量が多く頑丈ですね。

トヨタ自動車の「ランドクルーザー」の古いモデルも人気が高いんです。

日産自動車の「キューブ」やスズキの「エブリイワゴン」は色を塗り替えたり、タイヤを替えたりしてたのしんでいますね。

 

では、魅力のあるクルマの条件は何でしょうか。

答えは、人は完璧なモノに愛着を持ちにくいということです。

不便が愛着を生むんです。メーカーは何かが欠けることを恐れずに個性を出せるかなんです。失敗を許容した挑戦ができる企業こそが勝負できるんですね。

最近では、三菱自動車の「eKワゴン」が好例ですね。

車体車色を2トーンカラーの指定ができるデザインが多い中、デザイナーが色の組み合わせを指定するという、攻めの姿勢を打ち出しました。

売れないリスクを許容してまで消費者へ提案したことは意義深いですね。