リョウガのページ

小さな嬉しいことを発見する、今話題のことを思う

コロナの影響で、経済は停滞しているが、株式市場は活況か?

コロナの影響でGDP国内総生産指数がマイナス27.8%と低迷している。

中でも、一般消費が極端に落ち込んで、それによる消費税の税収が1.7兆円も落ち込んだ。

しかし、金融政策で市場にお金をばら撒いてじゃぶじゃぶで金余りが男起こっている。

経済ニュースをつぶさに見ていると、今の景気動向を示す材料として当たり前のように出てくる言葉 「株式市場」 がある。

もちろん、言葉の意味が分からないなんて事はないだろうが、

日常的な会話の中で出てくるケースは少ない。あくまで報道用語的な文言のせいか、肌感覚としての実感がイマイチ湧かない人もいるだろう。

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仕事柄、ダウ平均株価、日経平均株価、為替動向などのチェックは人並み以上に意識していると思っている。

個別企業についても、適時開示情報は毎日つぶさに観察しているし、業績発表や事件などの後には必ず株価動向を確認する。

ただ、投資家として身銭を切って投資した経験がほぼ無いので、深くメカニズムを研究したことがないのが負い目となっている。

だから、「株式市場とは何ぞや」 を具体的に、分かりやすく説明してもろと言われても、上手くできる自信はない。

 

それはさておき、今ネット証券各社が好調のようである。

そんな話を投資暦数十年の知人としていたら、次のようなことを話していたので紹介したい。

とはいえ、あくまで知人の個人的な意見であって、聞き手の私も書いたとおり投資の素人である、と言うことを前提に・・・・・

 

その知人は 「株をやってきて結論に至ったことは二つ」 という。

一つは、「株価は業績に連動しない」。

確かに優良・有名企業の株価が上昇基調であるとは限らないし、

意外な低値だったりもする。好決算や順調な来期予想発表後、まさかの大幅下落も珍しくない。

逆に、審査関係者には知られた信用不安先が高値を更新するのはよく目にする光景で、スッと腹に落ちる意見ではある。

 

そして、二つ目。

「株価は業績に連動する」。

何かの禅問答なのか、あるいは私をからかっているのか。

しかし、そうではなく、株価の推移を短期的で見る場合と、

中長期的に見るだけの違いだ。

始めは二律背反する話に多いに混乱したのだが、両者とも正解なのだろう。

株価とは、需要と供給が交錯するなかで、戦略や環境などを加味しつつ、時には機関投資家や大口投資家(仕手筋、ヘッジファンド)の思惑が絡み、時には株価操作のための情報開示、あるいは逆に事前情報のインサイダーなども交わりながら趨勢(しゅせい)を形成していく魑魅魍魎(ちみもうりょう)の世界。

がだ、基本の考え方は

「長期的な流れ、現在の株価を確認し、その要因を探ればその企業の立ち位置が大方わかる」とも、話していた。

先が不透明な社会を生きるうえで、少しでも役立つならばと 「株を始めてみようかな」 と水を向けたところ 「もう遅い」 とにべもなく一蹴された。

株をやってきて結論に至ったことがもうもう一つあるそうだ。

「だいたいの個人投資家は損をする」。

 

私の意見では、今年いっぱいは株価は上昇します。