リョウガのページ

小さな嬉しいことを発見する、今話題のことを思う

「半沢 直樹」・・ 胸が熱くなる・・・

f:id:yasuhirokamei0912:20201007224650j:plain


半沢直樹」・・・

 

みなさん見ましたか?

社会現象にもなった 「半沢直樹」 の放送を

みなさんはビール片手にテレビの前で待ちわびていた読者の方も多いことでしょう。

 

そんな話題作も先月27日をもって最終回を迎えて、

視聴率も30%台叩き出す、最近にはないヒット作となりました。

 

”銀行を舞台に行員が不正を追及する” 設定自体はそれほど珍しおものではありません。

ではなぜ 「半沢ロス」 とも評されるほどのヒットを生み出したのかです。

要因は一つではないんでしょうが、誰もが密かに心する

「信念を持って真っ直ぐに生きたい」 の欲求心をこれでもか、これでもかと、時にはくどいぐらいに半沢が代弁してくれるあの爽快感なしには語れない。

本当は自分ももうして声を出したいんだーとね。

 

劇中、彼が語った名セリフの数々として

「一つ、正しいことを正しいと言えること。

一つ、組織の常識と世間の常識が一致していること。

一つ、ひたむきで誠実に働いたものがきちんと評価されること」

「仕事は客のためにする、ひいては世の中のためにする。

その大原則を忘れたとき、人は自分のためだけに仕事をするようになる。

自分のためにした仕事は、内向きで、卑屈で、みにくく歪んでくる」

「大企業にいるからいい仕事ができるわけじゃない。

どんな会社にいても自分の仕事にプライドをもって、日々奮闘し、

達成感を得ている人のことを本当の勝ち組というんじゃないかな」

 

彼がドラマの中で語った言葉の多くは、

実は、決して難しいことではないですね。

上に取り上げた3つも、自分自身の気持ち一つで変えることだって出来る。

だけど、現実世界で実際にこの通りに出来るのはホンの一握りだけ。

多くは 「誰かがやってくれる」 のを待っていたり、

出来ない理由を探してみたりして逃げてしまう。

 

最終回では、柄本 明が好演する悪徳政治家との対決も話題を集めました。

不正を明らかにした半沢に対し 「記憶に無い」 とその場から逃げようとする政治家。

半沢は 「記憶にないで済むのは国会答弁だけの話です。

ここは国会ではありません。

そんなバカでた言い訳、一般社会では通用しない」

と一刀両断にさえぎった。

また、別のシーンでは 「政治家の仕事とは人々がより豊かに、

より幸せになるよう政策を考えることのはずです。

今、この国は大きな危機に見舞われています。

航空業界だけでなく、ありとあらゆる業界が厳しい不況に見舞われている。

それでも人々は必死に今を堪え忍び、苦難に負けまいと歯を食いしばり、懸命に日々を過ごしているんです。

それはいつかきっとこの国にまた誰もが笑顔になれるような明るい

未来がくるはずだと信じているからだ」 とも。

果たして、この声はどこに向けられていたものなのか。

 

こうして文字に起こし読み返すと、

また胸が熱くなる。と同時に、余韻に浸るだけではなく、

何かを変えるきっかけにしてみよう、とも思える。

 

「半沢 直樹」・・・

f:id:yasuhirokamei0912:20201007224507j:plain