リョウガのページ

小さな嬉しいことを発見する、今話題のことを思う

マスク社会で、人は会話をしている時に、相手のどこを見ているのでしょうか

マスクの社会になって

 

 

コロナでみんながマスクをするようになって約8ヶ月。

この熱い夏を乗り切って、秋を向かえよりマスクが着けやすくなりました。

感染状況は若干減ってきていますが、マスクの着用はほとんどの人が

行なっていなすね。

完全にマスク社会になってしまいました。

これによって、会話の伝達方法が変わってきたような気がします。

ちょっとコミュニケーションがしづらくなったような気がします。

 

人は会話をしている時に、相手のどこをみているのでしょうか。

あるいは、人はどこを見ることで、話の内容をより理解しようとするのだろうか。

 

「目は口ほどに物を言う」。

よく言われる言葉で、その通りだと思うし、そう信じて生きてきた。

「人の目を見て話しなさい」って、親にも教わってきた。

相手の口元及びその周辺の筋肉の動きをぼんやり確認し

そしてしっかりと目を見つめて声を聞けば、

だいたいの会話には正確に対応できた。

上司の小言なんかも、内容などさrさら聞いちゃいないが

目の動きや力み具合を察知してタイミング良く

「承知しました」 「申し訳ございませんでした」と

反省の弁を挟んで、的確(?)に受け流してきた。

 

ところが、マスク社会になってから、

この手法が通用しづらくなった。

口元周辺は覆われて、声も聞き取りにくく、

目を見るだけでは、ニュアンスを受け取れきれない。

人は会話をしている時、五感を働かせ、

目を中心とした表情全体はもちろん、

手や肩などからだ全体をも確認しながら内容を判断していると

改めて分かった。

何か、今晩見た、「鬼滅の刃」のように・・・・

呼吸と五感の冷静な判断で鬼の首を切るみたいに。

 

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始めは戸惑ったが、とにかく、以前にも増して人との会話を

しっかりと聞くことを意識すると、逆にこれまでになかったような

コミュニケーションが生まれのは新しい収穫だった。

これをマスクの功名と呼ぶのだろうか。

 

それにしても、日本が、いや世界全体がマスク社会になって数ヶ月。

マスクは日常生活の必須アイテムとなって、

それに伴ってバリエーションも豊富になりましたね。

市販のものから、手作りのものまで。

素材も柄も多彩。平日の出勤時は無地のものをよく見かけることが

多いですが、休日ともなると色とりどりで、まるで花が咲いたよう。

中には驚くような独創的なマスクを目にすることも。

もはやファッションの一部になっていますね。

飲食店やサービス業の店舗では 「透明マスク」も良く見かけます。

元々は聴覚障害の方々との会話時によく利用されてと聞きますが

私自身が実感したとおり、口元が見えることは意思疎通を深める

ことに欠かせないのでしょう。

さらに、ショップ店員が自社名や自社ロゴマーク入りのマスクで

声掛けしている姿や、スポーツ選手がチームカラーのマスクで

応援しているのを見るにつけ、マスクはPRツールとしての地位

さえも確立したんだと確信する。

 

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今後、さらに多くの種類のマスクが開発され、

私たちもTPOに応じたマスクの着用が一般的になるんでしょうね。

宣伝媒体としての利用よりも活発化するかもしれないですね。

もはや、マスク着用を嫌ってばかりもいられない。

どうせ着けるなら、商売に結びつけるなり、

自己アピールに使うなりと前向きに捉えることが

新しい生活様式を受け入れる一歩になるんでしょう。

これから、冬に向かって寒くなると、インフルエンザ対策もあって

マスクの定着がより進むでしょうね。