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「嫌われ勇気」を仕事人生に生かすにはどうしたらいいか

「嫌われ勇気」を仕事人生に生かすにはどうしたらいいかについて

簡単にお話します。

嫌われる勇気」で、セミリタイア後の生き方を考える | ヒルネの日記

 

承認欲求を否定する事。

課題の分離が必要ある事。

 

嫌われる勇気』自己啓発の源流「アドラー」の教えを3つに要約 | Green ...

承認欲求を否定する事とは、

幸せに生きるためには、誰かの期待の答えてはいけないということ。

誰かの期待に答えるのではなく、ただひたすらに他者貢献をすることで

幸せを感じていこということです。

そして他者の期待を見たさに事のためにどうしたらいいかというところで「課題の分離」が出てきます。

 

これは何かと言うと、相手の課題と自分の課題分離して考えましょうという事です。

例えば、すごく怖い上司の機嫌を取る為に、やらなくてもいいことまでやっちゃう部下みたいな感じでしょうか。

上司が部下に対してイライラするのは

その上司の課題であって、部下とは本来無関係です

部下としてはやるべきことをしかりやるしかない

課題の分離が出来ていないと上司の期待を満たすために

やらなくてもいいことまでやってしまう

あくまで「人は人」 「自分は自分」 として考えて

自分のやるべきことをしっかりやっていくのが

課題の分離の基本的な考えです。

実際これがしっかり出来ている人は仕事でも活躍する人が多いです

他人の考えをずっと気にせずにあくまで自分がどうすべきか

てことを大事にしてどんどん前に進んでいく

一方で、分離出来ていない人はい

いっつも他人の顔色・考え方を気にして

結局、自分がやるべきことをやるしかないのに

その行動にブレーキをかけちゃう

だから仕事でも結果が出ない、自分の人生は自分がどう考えるか

どう動くかしか良くならないわけです。

だからこそ課題の分離が大切なんです。

 

課題の分離が難しい・・・

とはいえ、課題の分離はすごく難しいんです

理由は2つあって

ひとつは、承認欲求は人の本能だから

これは人工知能のロボットを作っている、著名なエンジニアの話です。

そもそも人間というものは、群れを作って何万年も生きてきたんで

誰かに依存せずにはいられない、承認欲求を持たずにはいられない

脳の作りになっているんです。

言い換えると人から嫌われることに、すごく恐れちゃう本能を持っているんです

今でこそ安全な社会で暮らせるわけですけど

大昔は人間ひとりで出歩いていたら、猛獣に食べられたり

食べ物を得られなくて餓死したり、危険性が高いわけです

だから、嫌われて仲間外れにされることは、命の危険、危機感を感じちゃうんですね

そして、現代の人間も人に嫌われるのが怖い、承認されたいという

本能がまだ残っています

アドラー心理学では、承認欲求を持つべきではないと否定しています

考えとしては理想的で大賛成なんですけど

残念ながら承認欲求というのは、人の本能として刷り込まれている

 

二つ目は、幼少期からの家庭環境の問題です

課題の分離が上手い人と、なかなか出来ない人がいることがあります。

課題の分離が出来ない人は、どうしても嫌なことがあったり

人間関係でよくない事があると、そのことが頭の中を支配してしまって

前向きに考えられなくなってしまいます。いわゆるメンヘラです。・・・

なぜ依存気質が強くなるかというと、幼少期から10代までの

親の教育、家庭環境が大きく影響するんです。

まさしく、アダルトチルドレンです

幼少期からの親の過干渉が原因で、自分に自信がもてない

やりとげられない、真面目すぎる、などの特徴を持っている人です。

こういった幼少期からの環境によって、課題の分離が出来ないのは

たくさんいます。

この人はアダルトチルドレン、この人はそうじゃない、って

明確な線引きがあるわけじゃないんですが

この人はそうだろうなって人にたくさん会ってきました

こういう人たちが完全に、自分と相手の課題を分離して考えることは

すごく難しいです。

そもそもアドラー心理学は、身につけるのに自分が生きてきた時間の

半分以上の時間を費やさないとけない

30年生きてきたら、15年は必要っていわれているんです。

それなのに、幼少期から家庭環境に問題があって

自分に自信が無い人にそれを求めるってすごく難しいことですね

 

課題の分離が難しい理由は

①承認欲求は人の本能だから

②幼少期かの家庭環境の問題

 

課題の分離をしやすくすること

課題の分離は難しいんだーって思って終われば意味がないですよね

オススメのアクションプランがあります。

依存先を増やすこと

いわゆるメンタルが強いと言われる人たちはこれができるからです

一つのことだけへの依存度が高いと、そことの関係性で一喜一憂して

しまう。

たとえば仕事だけに依存しすぎると、仕事が上手くいかないときに

絶望感を感じてしまう。

パートナーとか一人の人にだけ依存しすぎると

その相手のことだけを考えてしてしまってつらくなっちゃいます

1つのことに全て集中することは、一見良い事のように思えますが

実は逆です。

これがないと生きていけないというような心理状態では

人自分で考えることを放棄してしまう

例えば、職場での評価ばかり気にしていると

評価だけのために仕事をするようになる

本当にお客さんのことを考えたり、自分が好きでやっている人には勝てないですね。

だから、出きり限り1つのことだけに夢中にならないように

依存先を増やしていくことが大切なんです。

 

例えば、

①自分が没頭できる趣味を増やす事

特に、映画鑑賞とか一人で済むことよりバスケットボールなどの

他者と関わりがある方がなお良いです。

その相手とかコミュニティに適切な依存関係を持つ事ができるからです

 

②副業を始める事

副業は一つの会社に依存しないためにのオススメです

この会社にいないと生きていけないと思うと

結構依存しちゃいますよね。

つき数万円でもいいので稼ぐ事ができれば1つの会社依存度を

かなり下げる事ができます。

 

「嫌われ勇気」を仕事人生に生かすにはどうしたらいいか

とういお話でした。

それではまた・・・