地球の歩き方 東京版発売
今、コロナで旅行などの自粛があって寂しい生活を送っておられる方も多いでしょう。
そこで、最近の話なんですが、「地球の歩き方」 の東京版が売れているのをご存知ですか。
「地球の歩き方」 とはダイアモンド社が刊行している海外旅行向けの
ガイドブックで、1979年に 「ヨーロッパ」版と「アメリカ」版の2冊により創刊されて、その後世界各地100タイトル以上が発売されています。
私事です恐縮ですが、海外旅行が好きで、旅行のお供として「地球の歩き方」を必ず見ています。旅行出発前まで旅先の風景に思いを馳せながら穴の開くほどに読み込んで、情報武装を完璧な状態にしていざ現地に着くと、なんのことはない、手元の情報が少し古いため、目当てのお店がなかったりなどの目によくあった。
だが、逆に取れば全てが予定通りの旅行も味気ないといえば味気ない。多少のアクシデントに出くわすくらいの方が、後々良い思いでになるのも旅行の大きな魅力であって、素晴らしさと言える。
勿論最新の情報もたくさん掲載されているため「地球の歩き方」にはいつもお世話になっています。
今回の 「東京」版は創刊40周年を記念して今年9月に発売されました。
初の国内版となったわけですが、ものネット時代の中で予想以上に売れ行きが良いのは 「海外はまだ行けないが、東京なら出かけたい」という地方在住者のニーズが高いのでしょう。
また、関東近辺に住んでいる人も、まだ知らない、思わぬスポットが紹介されているのではとの期待感もあるのでしょうか。
実際に読んでみると、観光スポットの紹介のみならず、ネットでは拾えないようなニッチな情報まで掲載されているから面白いし、役に立つ。
例を挙げると、電車の混雑具合や、同名駅なのに乗り換えに時間がかかるといった交通情報や、はたまたエスカレーターの載り方なんかまでも書かれているんです。
近郊に住んでいると当り前すぎて気にも留めないようなことも、知らない人にとっては親切で有り難い情報になりますね。
Go To キャンペーンもかきょうにはいりました。
気付けば当初は否定的な捉え方をしていた人であっても、せっかくだからと大いに利用している状況と聞きます。
だが一方では、今年の年末年始は大掛かりな旅行や忘年会といったイベントごとの多くが自粛自制を余儀なくされることでしょう。
かきいれどきを失う旅行、飲食業界が被る打撃は計り知れないでしょう。
そんな状況だからこそ、感染予防に充分な配慮をした上で、
ガイドブックを片手に東京近郊をのんびりぐるりと探索してみることも悪くない。それがちょっとした支援に繋がるのではればなおさらですね。
みなさんも、小さな旅を満喫してみればいかが・・・。