リョウガのページ

小さな嬉しいことを発見する、今話題のことを思う

文章などを書く、編集の極意について・・・

このブログを書き始めて1年以上が過ぎました。

執筆は読者さんのつまらせないためにも、基本毎日書くようにしています。

休みの日にテレビを見ながら1~2時間ほどかけて原稿を書き上げています。

問題はここからです。

ブログの文字数は大体1000文字なんですが、気が付くとたまに1.5倍くらいの量になってしまうんです。どうやって文章を削っていくべきか、いつも悩まされます。

時間を置いては何度も読み返して、何日もかけて四苦八苦しながら字数がおさまるように試行錯誤を繰り返しています。書くよりも削るほうがたいへんなんですねこれが。

会社でも、毎月始めに、社長メッセージのゴーストライターを務めていますがこれも同様、どれだけコンパクトに社員に伝えられるかを考える日々です。

もしも、これ以上削除する部分が思い当たらず、生き詰まったと感じてしまった時はどうしたらよのでしょうか。

そんな時に私が実践するのは、映画編集の極意「一番好きなシーンから真っ先にカットしろ!」です。

映画の編集とは、撮影した大量のフィルムから必要なシーンを切り取り、映画になるように繋ぎ合わせていく作業なんです。大胆な編集シーンを引き立てたり、ストーリーが伝わりやすくなるようにリズムをつけたり、観客に出演者の感情を読む時間を作るために編集作業を行なうんです。

私は学生時代一時期、若気の至りで映画業界を本気で目指していたことがありました。その時に誰かに聞いたのか、本で読んだのか忘れてしまいましたが、今でも心に残っているのがこの「一番好きなシーンから真っ先にカットしろ!」なんです。

当時の知り合いが自主制作映画を作っていたんですが、野外ロケでさまざまなアクシデントに見舞われたそうなんです。撮影中に突然の豪雨に襲われたり、中古の8ミリカメラが故障したり、街中で無許可で撮影して怒られたりして。たまたま偶然にいいシーンが撮れたこともあったそうです。

このように苦労して撮影したシーンにはどうしても感情移入してしまい、もったいなくて是が非でも使いたくなるのが人情です。しかし、そんな事情は観客にとってどうでもよくて、映画製作者の自己満足に付き合う義理はない。やたらとてんこ盛りで何を言いたいのかわからない、冗長なだけの駄作映画になってしまう。

これを戒めるための編集の極意が「一番好きなシーンから真っ先にカットしろ」なんです。

映画製作者にとってお気に入りのセリフ、思い入れが強いシーンをカットするには勇気がいるが、思い切ってチャレンジしてみると、意外とスッキリまとまるもんです。

この編集の極意は、映画だけではなく、出版物の編集のほか、ビジネスでも商談やプレゼンに使うパワーポイントの資料作成などのも使える。相手に要点をシンプルに的確に伝えるのにうってつけなんです。

ぜひお試しあれ。

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