リョウガのページ

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忍耐の先に見えるもの

6月に入って気温の高い日が増えてきました。暑い・・・

厳しい夏を迎えるにあたり、暑さに慣れることを「暑熱(しょねつ)順化」といいます。

暑熱順化にはサウナが効果的。

サウナ好きを公言するなら、ゼッタイに知っておくべき「日本サウナ学会 ...

 

サウナで汗腺を活性化することで汗腺が開きやすい身体になって、熱中症予防になる。

サウナ入浴をしない人はこの暑い時期にサウナ?と首をかしげるでしょうが、実のところ、夏場のサウナも真冬のサウナに匹敵するほど気持ちがいいものです。

サウナ室の温度にもよりますが、入室から約8分から10分経過した時点で、身体中の汗腺から汗がこぼれだし、我慢の限界にも思える状態に至る。そこから60秒数える。

この60秒は時計の秒針の動きが緩慢に思えるほどつらい。それでもこの60秒の忍耐が後の快楽を呼ぶんです。サウナ室を出て、水風呂に入ると身体中の毛穴が引き締まる。

今度は2分ほどでその冷たさに我慢できなくなる。そこから30秒数える。そして水風呂から出ると、この上ない爽快感に身体が包まれます。とりわけ真夏の水風呂の気持ちよさは格別。

水風呂と水風呂後の爽快感のためにサウナの暑さに忍耐するわけです。

暑熱順化には適度の運動、ジョキングも効果的です。月に何度か、日頃の運動不足を埋め合わせするように走っていますが、5分程度走ると身体に汗がにじみ、時には足首や関節に痛みが出てきます。そこで走るのをやめて歩く日もありますが、たまには忍耐する。しばらくすると痛みは和らいできます。脳内麻薬が痛みを麻痺させるんです。もちろん時間の経過と比例して身体がバテてきますが、30分も走れば、5分程度走っただけでは得られない爽快感・達成感を得ることができます。

忍耐の先に、爽快感・達成感があるのは仕事も同じ。

すぐに結果の出る仕事や、一朝一夕で身に付く技能などは所詮その程度の仕事でしょう。

一人前の寿司職人になるためには 「飯炊き三年、握り八年」 と言いますが、一定の技術の習得にこれだけの歳月を要するのは決して珍しい話ではありませんね。多くの仕事のスキルとは、三日、三ヶ月、そして石の上にも三年でようやく形になるか、ならないというものです。

もちろん、この下積みのような時間は時に苦しみが伴うから、その苦に対じする忍耐が必要なんです。それでもその先には、苦心したからこそ味わえる仕事のやりがい、充実感がある。

お話は多少それましたが、真夏の到来に備えて今の時期に身体を暑さに慣らしてゆくことが求められ、そのためには汗をかくことが必要で多少の忍耐を伴う。

それでも、その忍耐の先に効果があるということ。

忍耐力をアピールする自己PR例文・ポイント |【エン転職】