UFO/UAPが話題になっていますが、その引き金は日本製秘密兵器
今晩はとても蒸し暑い。
気温のせいか体がだるい。
何かスカッとする話題はないものか。
そうそう、今実はアメリカでUFOがちょっとしたブームになっているんです。
UFOのお話。
UFOとは、言うまでも無く身確認飛行物体(Unidentified Flying Object)のことです。
ただ最近はUAP(Unidentified Aerial Phenomena、未確認空中現象)とも呼ぶらしいです。 飛行物体 と特定せず、自然現象の錯覚などあらゆる可能性を想定して 空中現象 としたところがミソ。未確認 を変えなかったのは、多額の予算で養成したパイロットやレーダーオペレーターを無能扱いさせないための配慮なんです。
最近は、アメリカ戦闘機パイロットによる謎の空中浮遊物体の目撃報告が相次いでいます。
このことから昨年12月に「2021年情報授権法」というのが成立。米国情報機関によるUFO/UAP関連情報収集に多くのリソースを投入することになり、法案成立後180日以内に国防総省やFBIなど関連情報機関がレポートの提出を命じられました。
これを聞いて「宇宙人が円盤で攻めてくるとか、インデイペンデンス・デイ」とはなで笑い、真剣に取り合わない人も多いはず。しかしなぜアメリカがこんなバカげたことに本気かというと、
仮想敵国が開発した新技術による飛行物体の可能性も想定した安全保障上の問題でもあるからなんです。偵察ドローンや無人攻撃機などの空中からの脅威を把握するためなんですね。
バイデン政権になって世界中で戦争機運が高まっていて、のんきに、何だかよくわかりませんと曖昧にはすまなくなったのです。正体はわからなくても、アメリカの脅威となる存在かどうか、シロクはっきりけりをつけろということだ。
ところで、アメリカがUFO/UAPを深刻な脅威と感じるのは、意外にも昔の日本軍が開発した 「風船爆弾」 がトラウマになっているためなんです。
風船爆弾とは気球に爆弾をぶら下げて、偏西風(ジェット気流)に乗せてアメリカ本土まで約7700Kmを飛んだ大陸間戦略兵器です。気球が放たれた約9300発のうち約1000発がアメリカ本土に到着した。
当時、ジェット気流の存在は日本軍の軍事機密で、アメリカ軍に全く把握されたいなかったんです。風船爆弾はこのジェット気流によって新幹線と同じ時速300Kmで飛行したんです。
無音でレーダーにも映らず、風任せでどこを狙っているか見当もつかない。迎撃機を出撃させても補足が難しく、撃ってものれんに腕押し。効果的な迎撃手段が無くて、お手上げ状態だったんです。
アメリカ軍は市民にパニックを恐れてかんこう令を敷き、風船爆弾を警戒するためだけに全米に対空監視網を構築させられる羽目になってしまったんです。戦後これが発展して、米ソ冷戦の要となる北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD)が誕生します。
風船爆弾は心理的動揺を誘うのが主目的で、アメリカの脆弱な脇腹を突くことに成功しました。
もし細菌兵器が積まれていたらと考えると、アメリカがUFOに神経質になるのは無理もない事かも。・・・・