リョウガのページ

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デュアルモードの経営とは何でしょう・・・

今年の梅雨は晴れの日が多いですが、今日は朝からドシャ降りでびしょぬれになりました。

やはりこの季節は傘が手放せないですね。

傘を持っていないと、いさ雨が降った時、さす傘がない。

昔、経営の神様と言われた松下幸之助が企業経営のコツを尋ねられると

「雨が降ったらどうします。準備していた傘をさすでしょう。それが経営のコツです」って・・・

企業の経営者はいつ、どのような経営変化に直面しても、すぐ対応できるよう常日頃から備えておことが大切というわけです。

今、企業はコロナ禍にあって非常に厳しい環境に直面していますが、やがてパンデミックが収束し、ウイズコロナの時代を迎えたとき、企業はどのように対処すればいいのでしょうか。危機管理が専門のある大学教授は備えとしてデュアモードの経営を考えておかなければならないといいます。Amazon | Elec Kingdom Bluetooth 5.1マウス 2.4G USBワイヤレスマウス ...

デュアルモードとは複式や2重方式のこと。

例えば、新型コロナウイルスの感染拡大で、店内での飲食が制限され、デリバリーやテイクアウトなどにシフトし活路を見出した飲食店も多いでしょう。平常時には経済性や効率性を重視する経済モードを優先して、パンデミックが襲来すると健康と安全を最優先する安全モードに舵を切る。こうしたデュアルモードの考え方はコロナ感染対応として社会や経済、教育などあらゆる分野に見られるんです。学校の対面授業とリモート学習や地域社会の会合をリモートで開催するなど、これまで取り入れていなかったところでも実施され、範囲が広がりました。

しかし、コロナが過ぎ去ったからと言って、飲食店は元のように店を開き、通常の営業だけというのは危険。これからはいつパンデミックが襲来してもいいように、デリバリーやテイクアウトも備えとして充実させておくことが必要となる。

いわば、あらかじめ傘の準備をしておく、安全対策としてデュアルモードの経営を持続可能な形態に整えておくことが肝心という指摘です。

デュアルモード経営への対応は決してネガティブなものではなく、新しい挑戦でもあるんです。

「しかし単なるチャンスととらえるのは疑問。その背景には人々の不安や心の痛みが伴う部分もあることを忘れてはならない」とこの教授は指摘しています。

デュアルモードを有用なものにするには、単に制度や機能を充実させるだけでなく、関わる人たちが危機感を共有し、お互いに信頼し、助け合い、良い関係を築いておくことが大切となるんです。