リョウガのページ

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アライバプレー

夏本番と言うところですが、ここに来て梅雨の逆戻りといったところか。

 

雨模様が続いています。

 

7月は、高校野球の地区予選が行われる時期で、散歩がてらに高校野球の練習風景を

 

眺めているのはいいものですね。真っ黒に汚れたユニホームを着た球児たちの元気な

 

声が聞こえてきます。

 

「最後にアライバやりうぜ」って

 

全国の球児たちが「アライバプレー」と呼ばれる二遊間のコンビプレーです。

 

一昔前のプロ野球の守備プレーが、今なおこんな代名詞として使われているんですね。

 

基本を重視する高校野球では、通常「アライバ」の練習なんかはしません。

 

せいぜい監督がいないときに 遊び でやっちゃう程度。

 

かつて中日ドラゴンズの鉄壁の二遊間を支えていた荒木雅博井端弘和の両選手

 

「アライバコンビ」による華麗なプレーがそれです。

 

センター前ヒットになろうかというゴロをセカンドが逆シングルでキャッチ。

 

自分ではファーストに投げずそのままカバーに入った近くのショートがファーストに

 

送球してアウトを奪うというもの。二人の無駄のない動き、グラブ裁き、タイミング、

 

あうんの呼吸。全てがかみ合ってはじめて成功する。

 

セカンドが二遊間のゴロをぎりぎりの体勢で捕ってしまう」「と、踏ん張って一塁に

 

投げられない。ジャンピングスローもありですが、飛んでいる時間がロスになり

 

セーフの可能性が高くなります。数パーセントでもアウトにできる可能性が上がるなら

 

やってみようと思ったんです。って井端選手が言っていました。

 

中日ファンでなくても、彼らの守備を見るだけでも、お金を払う価値がある、と言わしめました。

 

2007年に日本シリーズ制覇、2010年、2011年と球団初のセ・リーグ連覇を

 

成し遂げた中日の落合監督は、自身が優れたバッターでありながらも、投手含めた守備

 

の重要性を語っていました。10点とっても、11点取られたら負け。でも相手を0点

に抑えれば、1点取れば勝てるんだよ。打者なんて打っても4割届かない。

だったらどっちが確率高い?。

 

野球は攻撃と守備が交互に入れ替わります。守備からリズムをつくれ、とは、よく野球

 

で言われる言葉。守備を短時間にテンポよく終わらせると、攻撃に対する意識が

 

強くなって、必然的に攻める時間が長くなるといいます。

 

企業でも成長させる攻撃としての営業力が重要なのはいうまでもありません。

 

しかし、それをフルに生かすことができる堅い組織の構築、すなわち守備の強化が

 

求められますね。私もちなみに守備担当です。

 

アライバ超絶ファインプレー集】最強コンビプレー - YouTube