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飛行船で行くニューワールド ソアリンでゆく

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飛行船で行くニューワールド ソアリンでゆく

乗ってきました。

 

ディズニーランドで親アトラクション「ソアリン」を開く。2020年度に入場者数を過去最高とする計画をあげており、来園者の増加に弾みをつける。

ソアリンは世界各国の地域を飛行船で巡るという設定のアトラクション。約5分間で、1度に87人の利用者が楽しめる2つの飛行船をそろえている。回転率が良い部類に入るアトラクションだ。

搭乗を待つスペースには映像で映した地域に関する絵画や置物などが展示され、待機中にもソアリンの世界観を体感できる。ディズニーのキャラクターは登場せず、家族客やカップルなど幅広い客層狙いの様。

親アトラクションの開業は、課題だった混雑の緩和にある程度寄与しそうだ。東京ディズニーリゾートの入場者数は堅調に推移していて、19年3月期は前年比8%増の3255万人と、4年ぶりに過去最高を更新した。

週末の混雑日にはファストパスが昼過ぎにも無くなるアトラクションも少なくない。混雑の対策の一環として、18年7月に待ち時間などの情報を集約したスマホアプリの配信を始めた。

利用者はアプリ上でアトラクションの待ち時間を見比べ、すいているアトラクションを優先的に回る選択肢が可能となった。これに加えアプリでファストパスを取得できるサービスを始めている。

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ファストパス」でスマホ予約で楽々入場

これまではアトラクションの前にある発券機で入場チケットを読み込む作業が必要だったが、今後はアプリのボタンを押すだけで済む。園内を走ったり、パスの取得のために寄り道したりする必要がなくなる。

今後も大型の開発案件が目白押しだ。来春、「美女と野獣」をテーマとする新エリアが開業する。開発エリアはディズニーランド全体の10分の1にあたる。22年にも開業させる8つ目の新エリアの開発工事が進行中。

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草や海の香り 映像と連動

「ソラリン」は飛行船に見立てた横並びの座席に腰掛け、前方のスクリーンを鑑賞する。座席はまるで乗り物のように前後に動き、揺れると、フワットからだが浮くような感覚が楽しめる。座席が浮かび上がるとアトラクションが始まるよ。

最初に雲の上の映像が映し出されたあと、中国の万里の長城やインドのタージ・マハルといった世界的な名所を巡るんです。アフリカの草原などが映し出されるシーンでは、爽やかな草や海の香りが楽しめる仕掛けもあります。スクリーンの映像は水しぶきや土ぼこりが起きるたびに切り替わり、約10箇所の地域の映像を楽しめる。まるで世界旅行。

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座席の揺れと映像の動きが連動する。2回乗ったが、最初は本当に飛行船が加速したり揺れたりするように感じました。

このアトラクションは、アメリカや上海のディズニーリゾートで導入済みだが、東京ディズニーシーでは日本独自の映像も提供するらしい。空の旅の最後にレインボーブリッジや東京タワーなどの上空を通過し、東京ディズニーシーで打ちあがる花火が映し出される。

5分間の空の旅は驚きともにあっというまに終わってしまった。ただ、2回目の試乗では、次に何が起こるかわかっているから、感動は少し薄らいだ。リピーターを飽きさせない仕組みも必要だろう。

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