リョウガのページ

小さな嬉しいことを発見する、今話題のことを思う

キャッシュレス・仮想通貨・人間のやることは・・・

このところキャッシュレス決済手段、なかでもスマホ決済サービスが雨後のたけのこのごとく登場している。しかし先ごろの某コンビニの失敗にはあきれるしかない。報道されたように、他人にIDが簡単に乗っ取られて身の覚えのない買い物にりり利用される被害が多数に及びました。悪用された原因は、2段階認証を採用していないなど、大手流通による決済システムとしては信じられないほど脆弱なシステムだったこと。世の流れに乗り遅れないと焦るあまり、決済サービスを見切り発車させたか。この事件はキャッシュレス化の流れに冷や水を浴びせるどころか、キャッシュレス決済そのものへの信頼を揺るがせることになった。やはり現金払いが一番安心だ。しょせん人間のやることなど、万事うまくいくとは限らないのが世の常である。

仮想通貨(暗号資産)に関する話題が熱い。代表的な仮想通貨のビットコインの価格は一時40万円まで暴落していたが一転して急騰。100万円台を回復した。今後の価格推移に注目が集まっている。そして、フェイスブックが独自の仮想通貨リブラを発行すると公表したことで、世界に波紋が広がっている。既存の仮想通貨がいまだに投機対象であり、決済手段として定着することに苦しんでいるにに対して、リブラは最初から価格が安定するように設計されている。うあがては仮想通貨の主役の座に踊りでる可能性を秘めている。それどころかフェイスブック利用者がリブラを使うと、リアル通貨が不要になるかもしれない。各国の金融当局は早くもリブラの規制について検討を始めた。マネーロンダリングにも使われる恐れもある、等の理由で。

一方、仮想通貨取引所から約30億円分の仮想通貨が不正アクセスにより流出する事件が起きた。同様の事件は何度も起きているにも関わらず、今回もまた甘いセキュリティー体制が狙われた。某国が国をあげて仮想通貨交換業者にサイバー攻撃をするなどして、外貨獲得手段としているとの見方がある。こういうことが繰り返されたら、いつまでたっても仮想通貨の信用性は低いままだろう。

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ところでコンビニというと、中国で満を持して登場したはずの無人コンビニが早くも店舗撤退に追い込まれるケースが出てきた。その要因としては商品選択肢が少ないことや、無人である割に価格がさほど安くないといったことがあげられている。

しかい、もっと意外な要因が。

暑い場所にある無人店舗は空調が効いているため、ただ単に涼を求める人たちのたまり場と化した。一般の買い物客が入りにくい現状に陥り、あえなく閉店となった。とんだ伏兵がいたものだ。