「背徳グルメ」
今日も朝の通勤時間です。
通勤電車に乗っていたら、「背徳グルメ」という広告が目に入りました。
何でしょう、と思って調べたら、背徳グルメとは肉や油脂などの高カロリーの食材を
ふんだんに使ったメニューや、ニンニクなどの香辛料をたっぷり入れた料理で、
いかに夏の疲れを解消するととはいえ、健康のことを考えると、ちょっとためらってしまう料理。
調べると、背徳グルメはストレスが溜まっている時や疲れて気持ちが落ち込んでいる時
に食べる人が多いそうです。
一方、良いことがあった時や難しい仕事を終えた時など、気分の良い人に食べたくなる
という人もいるようです。
ただ人は背徳グルメを食べた後は罪悪感を覚え、翌日は食事の量を減らしたり、
野菜やサラダを食べ、健康志向が高まるらしい。
残暑に加え、コロナ禍でストレスが溜まっている中で、背徳グルメは解消法の一つかも
知れませんね。
ストレスは昔からあったようで、江戸時代のお医者さんの貝原益軒は、
まず、わが身の健康に心を配り、害あるものを近づけないようにすること、と言って
害ある者としては飲食、好色、睡眠、言語をほしいままにする欲、喜、怒、憂、思、悲、恐、驚の七情の欲を挙げています。
そして、道を行ない、心得違いせず、善を楽しむこと、長く久しく楽しむこと、
体の健康と同時に心の健康のい大切さを説いています。
夏の疲れやストレスを解消するには、食事と睡眠のほか休養することも大切といわれていますね。休むと養うは蓄積した疲労を癒すという意味ではどちらも同じです。
しかし前者が単なる生理的な反応としての休息であるのに対して、後者はあくまでも
自発的な欲求によるものとされて、精神的な疲れ、ストレス解消には、養う、ことが
決め手となるんです。
ポイントとして、プラス志向で生きる、自分らしく生きる、何かわくわくさせるものを
見つけること。
しゃきっとしなはれ、に次にくるような一文があります。
元気な人にはええ話がたくさんくるけど、疲れた人にはろくな話はきいひん。
忙しいくて元気な人には、ええ話が倍増してやってくる。
まさに元気でプラス志向で生きることの大切さを教えていますね。
ええ話が倍々になってくるよう、心身を養い、健康維持に心がけたいものですね。