夜中に雷鳴で飛び起きた。激しい雨・・・の色
昨日、夜中に突然激しい雷が鳴ってビックリして起きてしまいました。
雨も激しく、叩きつけるように降って、
それから1時間ほど雷は鳴り止まず寝れませんでした。
みなさんはどうでしたか?
寝れなかった分、雨について・・・・
雨にも色があります。
雨はふるふる・城ヶ島の磯に・利休鼠の雨が降る。
島は雨で墨絵のようにけむっている。
利休鼠とは緑色がかった灰色のこと。
雨にも色がある。
「紅雨(こうう)」は、春、花に降り注ぐ雨。新緑を濡らす雨は「緑雨(りょくう)・
「白雨(はくう)」は明るい空から降るにわか雨で、雨粒が勢いよく地面に強く当たって白く見えることから。
夕立も意味する。花粉や黄砂が混じった雨は「硫黄の雨」といわれています。
「黒雨」は空を暗くするような大雨。
真っ黒な雨雲から降ってくる。
「黒い雨」といえば、原爆投下直後に広島を襲った雨。放射能を含んだ恐ろしい雨。
その被爆者の補償問題は、現在に至ってもまだ終わっていない。
五輪カラーは青、黄、黒、緑、赤の5色。
お釈迦さまが生まれたときに降った「五色の雨」の色は、青、黄、黒、赤と白でした。
誰からも祝福されて迎えられるのは、今や五色の雨の方だろうか。・・・
5月5日の沖縄、11日には九州南部、15日頃には中国、四国、近畿、東海と、今年はずいぶん早く梅雨入りしました。関東甲信も梅雨入りかと思っていましたが、平年の梅雨入りと思われる6月7日を過ぎてもまだ宣言はない。どうやら関東甲信や東北地方の治癒入りは遅れそうな見通し。
梅雨の時期ともなれば、傘やレインコート商戦が繰り広げられる。この20日は父の日、ギフト需要も絡んで注目される。あるアパレルによると、防水靴が予想以上に売れているようです。
いち早く梅雨入りした西日本の方がレイン商戦は盛り上がっているのだろうか。
ジェンダー平等の世の中ではるが、梅雨の言葉には「男梅雨」と「女梅雨」があります。
激しく降ってさっと止むのが前者で、シトシトと長く降るのが後者。梅雨に男、女を分ける感覚はたぶん男の発想でしょう。全てではないにしろ、男は「潔いのが理想の姿」と、何の根拠もなく思いたがる動物だから。「梅のつぶやき」という言葉もある。シトシトと降る梅雨の雨音を、やさしく「つぶやき」と表現している。たまには雨を聞くのも楽しい。
雨には匂いもある。
夏の夕立」には焼けたアスファルトの匂いがした。
春の慈雨には草木を育てる甘い匂いがする。
田舎の道を歩けば、雨の中に土の匂いを嗅ぎ取り、海の近くなら雨の中に潮の満ち引きを感じるかもしれない。自然にあるものは本来、そうした五感で感じ取ることがでした。
密閉されたマンション生活では雨の音や匂いとも遠ざかる。
それでも「雨過天晴」。雨が止み、空は晴れてやがて明るくなる。