リョウガのページ

小さな嬉しいことを発見する、今話題のことを思う

今の秋を感じると、地球温暖化が進んでいるのでしょうか。

こんにちは。

ある日、スーパーへ買い物に行きました。

サンマが1尾300円!

10月初旬、秋の味覚サンマが不漁で、近所のスーパーでは軒並み気軽には買えない値段になっていた。

不漁はここ数年続いている。様々な要因があるようで、日本近海の水温が上昇したことも一因とのこと。サンマは低い水温を好む。サンマの主な漁場がある北海道沖や三陸沖の海水の温度が上昇しとのことで、日本の近海に来なくなっているようだ。

そもそも、生息しているサンマの数が減少しているらしい。

日本のサンマの漁獲量はピーク時の1958年に約58万トンだったが、2015年以降は10万トン前後と6分の1に低迷している。

では、養殖は出来ないものかとシロウトは思ってしまいますが、それも困難なようです。実はサンマの生態はよく分かっていないみたいです。いかんせん、海中で育つ生き物なので、稚魚のときに食べるエサが何なのか分からないし、水温や光の加減もわからないから養殖が出来ない。

仮にサンマの生態が解明できたとしても、ウナギのように高値で売れる魚なら養殖しても採算がとれるかもしれないので研究する価値がある。しかしサンマは低価格の大衆魚。

ということで、養殖には高くて厚い壁がたちはだかる。目を見張る高騰ぶりで手がとどかなくなったウナギの代わりに、個人的にはサンマの蒲焼が気に入っていたのんですが、それも食べる回数が減ってしまうのだろうか。サンマ以外にも、この秋は驚きの連続です。

今年は10月だというのにいつまでも高温の日々が続き、台風19号が12日に伊豆半島に上陸、その後関東を横断し猛威をふるい、河川の氾濫により多くの方がなくなるなど甚大な被害をもたらしました。

台風が過ぎて、朝方は気温が下がってきたものの、日本はもう、亜熱帯気候といえるのではないでしょうか。

気候帯は、気温による区分では熱帯、温帯、亜寒帯、寒帯に分けられる。日本はずっと温帯気候に属すると認識していたムキが多い。亜熱帯気候の都市といえばカイロ、バグダッド、ドバイといった、砂漠の国のイメージが強い。

ところが、日本も亜熱帯の条件をクリアしている地域が増えている。

f:id:yasuhirokamei0912:20191109224646j:plain

亜熱帯の定義は、1年のうちで平均気温20℃以上あり月が4~11ヵ月あり、20℃以下が1~8ヶ月の範囲とするのが一般的。東京・大阪とも月平均気温は今年5月から10月までずっと20℃以上を記録していて、この定義を立派にクリアしているではないですか。

また、つい最近まで近所の公園でウオーキングしていると、甲高いセミの鳴き声が聞こえた。私も長く生きて来ましたが、10月にセミの鳴き声を聞くのは初めてです。

セミたちも暑さにビックリしてえるんでしょう。

寝苦しくエアコンをつけた日も多く、日本の秋が、どんどん短くなってきていると感じました。

やはり、地球温暖化が進んでいるのでしょうか。

f:id:yasuhirokamei0912:20191109224531j:plain