リョウガのページ

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人は「責任感」で仕事が変わります。責任感とは「責任を重んじ、それを果たそうとする気持ち」。

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こんにちは。

今日は、人は責任感で仕事、しいては組織が変わるということのついてお話しましょう。

ある日、何気なくファミリーレストランに行ってきたくなり、

そこで食事をしたんですが、その時のことを、ちょっとつぶやいてみましょう。

ひさしぶりに行ったせいか、店は雰囲気がよく、料理も美味しかったですね。ですが、何より驚かされたのはスタッフの接客レベルの高さでした。

10歳代、20歳代であろうスタッフたちは、姿勢、会話、商品説明、対応、どれをとっても一流レストランを超えるほどのレベルでした。(ちょっと言いすぎかも)

人材不足の昨今だけに、外食の際はアルバイトスタッフの接客に対してあまり期待しないようにしていましたが、そのレストランでは不満を持ったことがない。

5回ほど食事に行ったとき、マネージャーとおぼしきスタッフに聞いてみた。「なぜ、こんなに素晴らしい接客ができるんですか?」と。

少し考えて、その理由を2つ答えてくれた。

「まず、他の外食店よりもスタッフのトレーニング期間が長いと思います。当店では、5日間トレーニングし、毎日、筆記と実技の試験があります。特に最終日の試験は厳しく、これをパスしなければ接客はできません。その結果、多くのアルバイト候補が2、3日目で辞めていきます」

まさしく、「鉄は熱いうちに打て」である。最近は人材不足からか「辞められては困る」とうい雰囲気が強く、スタッフにきちんとした指導が出来なくなっている店が多いのではないかだろうか。結局、困るのは顧客と本人であるにもかかわらず。

「もい1つは、当店のテーブル担当制だからです。スタッフは全員、自分が担当するお役様が決まっています。そのお客さまにご満足いただく責任があります」

日本の美学なのか、「責任は上司が取る」という風潮がある。それはそれで良いとしても、現場の社員・パート・アルバイト・派遣社員の一人ひとりに至るまで、責任が明確な体制が組まれていのでしょうか。

責任感とは「責任を重んじ、それを果たそうとする気持ち」。こうして語意を確かめると、やや古い言葉(考え方)なのかもしれない。ただ責任ある仕事を任されるのと、責任のない仕事をやらされるのとでは、その社員の育ち方、ひいては人生も変わる。

「鉄は熱いうちに打て」「責任感」。

私の会社にも責任を取らない責任者がいっぱいいます。こんなに環境が違えばこんなに良い風潮になるのでしょうか。

人は、引越しすると、人間が変わるといわれています。環境が変われば、その会社にいる人も、一人ひとり代われるのでしょうか。そうして、その人たちで、より良い組織、会社に生まれ変われるのでは。

このややレトロだが大切なことを、ファミレスのまだ若いアルバイトスタッフたちに教えられました。